2021年は、ヘアアクセサリーの年?
トップモデルのジジ・ハディッドや女優のエマ・ロバーツなどを手がけるセレブ御用達ヘアスタイリストのローラ・ポルコは「髪のことになると、昨年は“減少の年”だった。多くの人が髪を洗う回数を減らし、ヘアカラーをする機会を減らし、熱を加えるスタイリングも減らした」と米Popsugarでコメント。
新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛や在宅勤務、ロックダウンなどの影響でヘアサロンに行く機会が減ったことで、手入れしやすいヘアスタイルにシフトする人が増えたという。
その影響からか、シンプルなヘアスタイルにもおしゃれ感をプラスしてくれる“ヘアアクセサリー”のニーズが急拡大。2021年春夏コレクションでも、ヘアクリップ、カチューシャ、シュシュなどの様々なヘアアクセサリーが登場し、今後さらに大きな注目を集めると専門家たちは予想している。
とにかく“ビッグサイズ”が注目!
2021年トレンドが予想されるヘアアクセサリーの特徴は、ずばり「大きめサイズ」。ヘアクリップ、カチューシャ、シュシュなども軒並みサイズアップ。通常のサイズよりも少し大きめで、存在感のあるアクセサリーが人気を集めているという。
大ぶりのヘアクリップ
ニューヨークを拠点とするセレブヘアスタイリストのネイト・ローゼンクランツは「リングの重ねづけと同様に、2021年はアクセサリーの重ねづけも大きなトレンドになるだろう」と予想。大ぶりのヘアクリップやバレッタ、バタフライクリップなど、それぞれ好きなように組み合わせて、自分だけのスタイルを楽しんでみるのもアリ。
太めカチューシャ
昨年に引き続き、今年も太めで存在感のあるカチューシャがトレンド入り。ローラは「パッとドレスアップしたい時は、大きめのカチューシャがオススメ。ほんの数秒でヘアスタイルを変えることができるから、突然のZoomにもピッタリよ」とアドバイスした。
ジャンボ・シュシュ
ヘアスタイリストたちが、みんな口を揃えて「2021年、最大のトレンドになるはず!」と予想しているのが、大きめサイズのジャンボ・シュシュ。
ローラは「今年は、退廃的、豪華、または型破りな生地を使用した特大サイズのシュシュなど、大きめのアクセサリーが増えてくるだろう」とコメント。ファッショニスタたちの間では、すでにジャンボ・シュシュを取り入れている人も多いという。
海外で大注目を集めているビッグサイズのヘアアクセサリー。日本でもさまざまなデザインのヘアアクセサリーが発売されているため、これを機にヘアアクセサリーを楽しんでみるのもいいかも。(フロントロウ編集部)