『ワンダヴィジョン』の配信がスタート
2015年に公開された映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に登場して以降、アベンジャーズの強力な味方となりMCU作品に出演するようになったエリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフは、同じくアベンジャーズの仲間であるヴィジョンと特別な関係を築くことに。
そして2019年に公開された映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を経て、ワンダとヴィジョンの“その後“の物語が描かれたマーベル・スタジオによる初のオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』が、Disney+ (ディズニープラス)にて1月15日より配信がスタートした。
コスチュームデザイナーが語るワンダのウェディングドレス
『ワンダヴィジョン』ではレトロなエリザベスの衣装も人気で注目のポイント。そんな『ワンダヴィジョン』のコスチュームデザイナーであるメイズ・C・ルベオは、ワンダのウエディングドレスは、ある有名俳優から影響を受けたことを明かした。
メイズはこれまで『アバター』をはじめ、『ジョジョ・ラビット』や『マイティ・ソーバトルロイヤル』などの人気作品で衣装を手がけ、アカデミー賞や英国アカデミー賞にノミネートされたことがある実力派衣装デザイナー。メイズは『ワンダヴィジョン』でも衣装を手がけており、ワンダのウェディングドレスは既製品ではなく、メイズがスケッチをしてゼロから作りあげたもの。
ドラマの最初から登場する印象的なウェディングドレスは、じつはハリウッドの名優オードリー・ヘプバーンから影響を受けたもので、メイズは「ワンダのドレスはオードリー・ヘプバーンへの美しいオマージュだった」とプレスリリースの中で語った。
メイズはオードリーへのオマージュと言っただけでそれ以上詳しくは明かさなかったけれど、ワンダのウェディングドレスは『パリの恋人』でオードリーが着用したジバンシイのウェディングドレスにどことなく似ており、ベールの中心にちょこんとリボンが乗っているのもそっくり。
メイズはそんなオマージュを込めながら、このウエディングドレスをスケッチの段階からスタートさせ、エリザベスが着用する見事なドレスを完成させた。(フロントロウ編集部)