トム・フェルトンが実の祖父の出演シーンに思いを馳せる
日本で『ハリポタ』の愛称で親しまれる映画『ハリー・ポッター』シリーズで、主人公ハリー・ポッターの宿敵ドラコ・マルフォイを演じた俳優のトム・フェルトンが、記念すべきシリーズ1作目である『ハリー・ポッターと賢者の石』に実の祖父がカメオ出演していたことを、自身のインスタグラムで明かした。
昨年11月から、ライブ配信をしながら、ファンと一緒に『ハリー・ポッターと賢者の石』を鑑賞するという企画を定期的に実施しているトム。翌月12月に第2弾を実施して以来、しばらくのあいだ配信が途絶えていたが、先月末、2日連続で第3弾と第4弾を開催。その最中に、祖父ナイジェル・アンスティの出演シーンを見て、「おじいちゃんだ!ヒゲが生えてるのがそうだよ!」、「白いヒゲ!リー・ジョーダンの隣にいる立派なヒゲ(の男性)!」と興奮気味に叫ぶ場面があった。
トムの祖父が登場するのは、ハリーがクィレル教授に呪いをかけられるクィディッチの試合のシーン。試合の実況中継をするリー・ジョーダン(ルーク・ヤングブラッド)の隣に座っている、白髪に立派なヒゲを蓄えた男性がトムの祖父で地球物理学者のアンスティ氏。
トムが昨年3月にインスタグラムにアップした写真。右がルーク・ラングブラッド演じるリー・ジョーダンで、左がトムの祖父ナイジェル・アンスティ氏。この時は写真に「僕の本当のおじいちゃん」というコメントが添えられていただけだったので、今回ほど大きな話題にならなかった。
じつはアンスティ氏の出演シーンはこれだけではない。役名こそないものの、“ホグワーツ魔法魔術学校の教授のひとり”という設定で、トム演じるマルフォイに加え、ハリー、ロン、ハーマイオニーらおなじみの面々が初めて大ホールに足を踏み入れるシーンでも、故リチャード・ハリス演じるダンブルドア校長の隣に座っている姿を確認することができる。
ちなみに、トムは祖父が出演することになった詳しい経緯については語らなかったが、恐らくキャストの家族という点に加え、アンスティ氏が名の知れた地球物理学者であったため、声がかかったものと思われる。(フロントロウ編集部)