大人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編が制作中！
ニューヨークを舞台に、働く女性たちの恋模様を描いた大ヒットドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』が帰ってくる。
通称『SATC』としても親しまれている本作は、『And Just Like That…（アンド・ジャスト・ライク・ザット…）』と題し制作が進められている。本作は、米ワーナーのストリーミングサービス、HBO Maxで全10話のミニドラマシリーズとして配信予定。
続編には、メインキャラクターの４人のうち、主人公のキャリー・ブラッドショーを演じたサラ・ジェシカ・パーカー、ミランダ・ホッブス役のシンシア・ニクソン、シャーロット・ヨーク役のクリスティン・デイヴィスがカムバックするけれど、サマンサ・ジョーンズ役のキム・キャトラルは参加しない。
©︎DARREN STAR PROD./HBO FILMS/NEW LINE CINEMA / BLANKENHORN, CRAIG
巷ではキャストの不仲説やスタジオとの問題など様々な憶測が飛び交っているけれど、キム自身は以前より本作に出演しないことを宣言しており、キムは英iTVのトーク番組『ライフ・ストーリーズ』で、「私がサマンサを演じることは今後一切無いって保証する。私にとっては、もうあの役は終わり。後悔も無く、もう終わったものなの」とコメントしている。
とはいえ、キム演じるサマンサの不在はファンにとっては大問題。そんな、「サマンサの不在」について、放送局のHBOが説明。
サマンサがいないのは、友情の変化？
HBOのチーフコンテンツオフィサーのケイシー・ブロイは英TVLineでサマンサの不在について以下のように説明。
©︎DARREN STAR PROD./HBO FILMS/NEW LINE CINEMA / BLANKENHORN, CRAIG
「現実と同じように、人生において人は現れては去っていく。友情が薄れたり、新しい友情が始まったりする。だから、それ（サマンサの不在）は人生のステージを実際に表しているように思えます…。彼らはニューヨークに暮らす50代の女性の物語を正直に伝えようとしているのです」と語り、「30歳の時の友達は、50歳の時にはいないかもしれません」と続けた。
『And Just Like That…（アンド・ジャスト・ライク・ザット…）』では、キャリー、ミランダ、シャーロットが、30代よりもさらに複雑な50代における友情や日常を生き抜く様子が描かれる。そしてこの説明が示すのは、キャリー、ミランダ、シャーロットの3人とサマンサとの友情が失われ、疎遠になってしまったということ表していると考えられる。
4人の友情に変化があったのは非常に残念なこと。ファンの間ではサマンサの代役がキャスティングされるのではないかと言われていたけれど、どうやらそういう展開ではなさそう。（フロントロウ編集部）
