ダフト・パンクが解散を発表
1993年に活動をスタートさせたトーマ・バンガルテルとギ=マニュエル・ド・オメン=クリストからなるフランス出身のデュオであるダフト・パンクが、米現地時間の2月22日に公式YouTubeチャンネルにて『Epilogue(エピローグ)』と題された約8分間の映像を公開。
日本語では「終幕」を意味するタイトルがつけられたこの動画は、ゴールドのマスク(ギ)をかぶった片割れが、シルバーのマスクをかぶった相棒(トーマ)の背中に装着された起爆装置を起動させ、カウントダウン後に爆発させるというもの。その後、「1993 - 2021」という年号が表示された後で、2013年にリリースされたアルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』の収録曲「タッチ(Touch)」をバックに、ギが1人で歩みを進めていく姿が描かれる。
動画内には、“解散”などの具体的なワードは登場しないものの、長きにわたってダフトパンクの広報を担当してきたキャスリン・フレイザー氏は、米Varitetyなどに対し、同ユニットが28年間の活動に終止符を打ち、解散・引退することを認めた。
ザ・ウィークエンドらがリアクション
電撃的に発表されたダフト・パンクの解散は音楽界に衝撃を与え、多くのファンが2人の解散を惜しむなか、ミュージシャンたちもこのニュースに反応。2016年にリリースした自身のアルバム『スターボーイ』に収録されている表題曲「スターボーイ(Starboy)」と「アイ・フィール・イット・カミング(I Feel it Coming)」でダフト・パンクとコラボしたザ・ウィークエンドは、インスタグラムストーリーに彼らと撮影した一連の写真をアップして、解散を惜しんだ。
ザ・ウィークエンドは、「冒険の一部となれたことに感謝しています」とダフト・パンクの2人に感謝を示したほか、自身との「スターボーイ」がダフト・パンクにとって最初で最後の全米No.1シングルとなったことに触れて、共に残した功績を振り返った。
また、ダフト・パンクの『ランダム・アクセス・メモリーズ』に収録されている「ルーズ・ユアセルフ・トゥ・ダンス(Lose Yourself to Dance)」と「ゲット・ラッキー(Get Lucky)」で彼らとコラボしたファレル・ウィリアムスは、「永遠のレジェンドたち」と彼らを称えた。
Forever legends. �� #DaftPunk https://t.co/6nbJZRTJKN
— Pharrell Williams (@Pharrell) February 22, 2021
(フロントロウ編集部)