お気に入りのアイライナーだったのに、筆先が乾いて出が悪くなってしまった経験、メイク好きなら誰しも一度はあるはず。そんなかすれて描きづらくなったアイライナーを復活させる裏技を海外のメイクアップアーティストが伝授。(フロントロウ編集部)

アイライナーを最後まで使い切る方法

 目力アップに欠かせない目元コスメ「アイライナー」。とくにリキッドアイライナーは、他のアイライナーに比べて落ちにくく、パンダ目になりにくいのが最大の特徴。

 しかし、リキッドアイライナーは「筆ペンタイプ」や「フェルトタイプ」であることが多いため、筆先が乾きやすく、すぐにインクの出が悪くなってしまうのが難点。そのため、かすれて描きにくくなるとすぐに捨ててしまう人も多いのでは?

画像: アイライナーを最後まで使い切る方法

 そこで、今回は新しいものに買い替える前にぜひ試してほしい、リキッドアイライナーの復活方法をご紹介。セレブメイクアップアーティストのジェイミー・ドーマンがその詳しい内容を米Makeup.comで明かした。

1.筆先を押し当ててインクの流れを良くする

 ジェイミーによると、とくに買ったばかりのリキッドアイライナーなど、最初からインクの出が悪い場合は、まずインクの流れを良くする必要があるそう。

 ジェイミーは「手の甲(もしくはティッシュの上など)に根元をしっかり押しつけ、手の上にインクが出るまで待ってみて」とアドバイス。こうすることで、インクの流れがスムーズになり、筆先に馴染んでくるという。

画像: 1.筆先を押し当ててインクの流れを良くする

 ただし、あまり強く押し付けると筆先が破損する恐れがあるため、力加減には十分気をつけるように。また、押し当てたままペンを左右に揺らすのも効果的だとも明かした。

2.筆先の汚れをキレイに落とす

 しかし、ある程度アイライナーを使った状態でインクの出が悪くなった場合は、筆先が乾燥している、もしくはアイシャドウなどの汚れが付着している可能性があるそう。そのときは、筆先に少量の化粧水をつけたり、筆先をティッシュペーパーなどで拭いたりするのもひとつの手だという。

画像: 2.筆先の汚れをキレイに落とす

3.ディップタイプは目薬などで液化する

 ディップタイプのリキッドアイライナーの出が悪い場合は、インク自体が乾燥している可能性が高い。その場合、ジェイミーは「ブラシにインクをつけるタイプのアイライナーであれば、目薬やコンタクトレンズの保存液などをチューブの中に数滴たらすと、乾燥したインクを再び液化することもできる」と話している。

画像: 3.ディップタイプは目薬などで液化する

 もし、万が一これらの方法を行なってもインクが全く出ないときは、残念ながら筆先が破損しているか、すでにインクが切れている恐れがあるそう。ジェイミーも「これを試しても出ない場合は、思い切って新しいものに買い替えたほうが良いね」と話している。

 せっかく買ったお気に入りのアイライナー。もうインクが出ないからとすぐに諦めず、ぜひプロが教える復活方法を試してみて。(フロントロウ編集部)

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