ミランダ、ヘイリーなどの人気モデルが登場
新型コロナウイルスの影響でこれまで通りにファッションショーを行なえないなか、本領を発揮しているのがイタリアの人気ブランドであるモスキーノ(Moschino)。モスキーノはバーチャル・ファッションショーを逆手にとり、人形に最新コレクションを着せてショーを行なって2021年春夏コレクションを発表。
そして2021年秋冬コレクションは、まるで映画を観ているようなコレクションを作り上げた
まずはモデルのステラ・マックスウェルをはじめ、ウィニー・ハーロウ、リリー・オルドリッジ、そして俳優のディタ・フォン・ティースなどがレトロな衣装に身を包み、お茶をしているところからはじまる。
その後、会場ではファッションショーが繰り広げられ、人気モデルたちがテーマに合わせて続々と登場。なかでもミランダ・カーは第3子を出産して以降ランウェイを歩くのは初めてで、久しぶりにファッション界に戻ってきた。
ほかにもランウェイモデルに向いていないと引退をほのめかしていたヘイリー・ビーバーや、プラスサイズモデルのプレシャル・リー、ジョアン・スモールズ、大御所モデルのアンバー・バレッタ、イギリスのスーパーモデルであるカレン・エルソンなど、多くの人気モデルが集結した。
デザイナーのジェレミー・スコットは自宅にいることが多く、部屋着を着ることが多くなったことについて「僕たちが今、これまで以上に必要としているのは、ファンタジーとグラマーなこと、そしてあなたを素晴らしい気分にさせるもの。スウェットパンツはそうは思わせてくれない」と米Vogueに語り、ファッションを楽しむことの重要性を説いた。
これまで話題になるコレクションを発表してきたモスキーノは、ファッションを楽しむことの大切さをショーを通して発信した。
モスキーノのコレクションのフルラインナップは以下から確認できる。
(フロントロウ編集部)