上品で大人っぽい雰囲気が魅力のマット系のアイシャドウやリップ。実は、肌タイプによって似合う色味があるって知ってた? 今回はマットメイクを格上げする肌色別オススメのマットカラーをご紹介。(フロントロウ編集部)

大人の雰囲気をまとえる「マットメイク」

 シックで大人っぽい印象に仕上げてくれるマットメイク。ラメやツヤ感のあるアイシャドウやリップとは、また違った雰囲気が楽しめるとメイク好きの間で人気を集めている。

画像: 大人の雰囲気をまとえる「マットメイク」

 そんなシックで深みのあるメイクに仕上げてくれるマット系コスメだけれど、実は、プロいわく「肌色」によって似合う色味がそれぞれ異なるという。

 そこで、メイベリン ニューヨークのグローバルメイクアップアーティストであるグレース・リーが、マットメイクをさらに格上げするオススメのマットカラーを米Makeup.comで紹介した。

明るい肌色の場合

 明るい肌色の場合は、軽い質感でシアーに発色する「ソフトピンク」や「ピーチピンク」のリップやアイシャドウがオススメ。明るい肌色を引き立て、透明感のあるマットメイクに仕上がるという。

 ただし、マットリップについては少し工夫が必要。グレースは「(明るい肌色にとって)唇の輪郭を強調するリップライナーは目立ちやすい。マットリップを使う場合は、そのまま口紅をのせるか、指などでぼかすと良い」とアドバイスしている。 

ミディアムな肌色の場合

 ミディアムな肌色の場合は、「濃いめのピンク」や「コーラルオレンジ」などのカラーを使ったマットメイクがよく似合う。

 とくに、ブラウン系のマットアイシャドウと相性が良いそうで、アイライナーの代わりに目の形に沿ってスッとラインを引くだけで、上品で柔らかな雰囲気のメイクに。ほかにも、リップやチークの色を統一した“ワントーンメイク”で楽しむのもオススメなのだとか。

健康的な肌色の場合

 日焼けした肌や健康的な肌色の場合は、鮮やかで大胆なカラーとベージュなどのニュートラルなカラーを組み合わせるのがオススメ。

 グレースは「目元のメイクには、柔らかなトープブラウンのマットアイシャドウを試してみると良い」と提案。健康的な肌色と調和しつつ、マットメイク特有の上品で落ち着いた雰囲気に仕上がるという。

 リップについては、健康的な肌色を引き立てる「カシスピンク」や「ワインレッド」がピッタリ。ただし、鮮やかな発色のマットリップは、色味が強くて過剰に迫力が出ることがあるため、ナチュラルな仕上がりのリップが好みの場合は、リップを指に取ってスタンプするように唇になじませ、全体をやさしく発色させてみるのもアリ。

 大人シックな雰囲気が魅力のマットメイク。自分の肌色に合った色を選ぶだけでメイクの仕上がりがグッと変わるので、ぜひプロの意見を参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

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