女性が活躍する映画・ドラマ9選【国際女性デー記念】

ティーンエイジャーの女性が活躍！映画『ニュー・ミュータント』

　マーベル・コミックが原作の映画『ニュー・ミュータント』は、辛い過去を背負った5人のティーンエイジャーが、未熟さゆえに特殊な力を制御できず運命に抗い闘う姿を描いた話題作。自身の未知数な能力に戸惑いながらも、勇敢に運命へ立ち向かう主人公ダニ役を勝ち取ったのは、新星ブルー・ハント。また、2021年のゴールデン・グローブ賞でリミテッドシリーズ／テレビムービー部門の主演女優賞を受賞したアニャ・テイラー＝ジョイや、ドラマ『ゲーム・オブ・』メイジー・ウィリアムズなど、今大注目の期待の若手女性キャストが集結しその魅力を発揮している。

働く女性を描いた傑作！映画『プラダを着た悪魔』

　ファッション雑誌の鬼編集長ミランダのもとに新人アシスタントとして雇われた主人公アンディが、ファッション業界で奮闘しながら成長していく過程を描いた映画『プラダを着た悪魔』。ファッションだけでなく、仕事や恋愛、人生についてまで考えさせられるストーリーは多くの人々の共感を得て、今もなお愛され続けている。アンドレアの上司となる、敏腕ながらも冷徹な女性編集長ミランダはメリル・ストリープが熱演。

最高スピードで大暴走！『TAXI NY』

　大ヒットアクションシリーズの映画『TAXI』第4作目となる『TAXI NY』は、映画『シカゴ』でアカデミー賞にノミネートされたクイーン・ラティファが、シリーズ初の女性タクシードライバーをパワフルに好演。また、騒ぎを起こす女性強盗集団には、モデルのジゼル・ブンチェンやドラマ『ザ・ボーイズ』のジェニファー・エスポジートなどが抜擢され、シリーズ最高のスピード・アクション作品となっている。

黒人女性がキャリアを切り開く！映画『ドリーム』

　人種差別や女性差別が横行していた1960年代初頭、アメリカ人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンを影で支えた、3人の黒人女性、キャサリン・ジョンソン、ドロシー・ボーン、メアリー・ジャクソンを描いた本作は、アカデミー賞で3部門にノミネートされた。黒人女性たちが自らの手で新しい扉を開いていく、感動のサクセス・ストーリーを是非。

男女の歴史的マッチを描く！映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』

　1970年代に行なわれた男女の歴史的テニスマッチを題材にした、白熱のスポーツドラマ。映画『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが肉体改造して主演に挑んだ本作は、女子テニスの元世界チャンピオンであるビリー・ジーン・キングが、男女格差の激しいテニス界の現状に異議を唱え、テニス界の性差別に毅然と立ち向かった姿を描いている。

本格SFスリラー映画『アンダーウォーター』

　海面下11,000mで巻き起こる未知の生物との戦いを描いた、手に汗握る海底 SF スリラー映画『アンダーウォーター』。主人公ノラを演じたのは映画『トワイライト』シリーズや『ハピエスト・ ホリデー 私たちのカミングアウト』のクリステン・スチュワート。海底シーンでは、約60キロもの気密服でアクションをこなし、役作りとして坊主頭で登場するなど、クールなクリステンの魅力が十分に堪能できる。

美しい花嫁が、新婚初夜に命がけで戦う！映画『レディ・オア・ノット』

　『レディ・オア・ノット』は、大富豪一族のル・ドマス家に嫁いだ美しい花嫁グレースが、幸せな結婚から一変、結婚初夜に“命を懸けたかくれんぼ”に挑まざるを得なくなるアクション映画。主演は、モデルとしても活躍するサマラ･ウィーヴィング。幸せ溢れる花嫁から狂気の花嫁へと変化していくグレース役を見事に演じている。

全米TV史上最長の医療ドラマ！『グレイズ・アナトミー』シリーズ

　ドラマ『グレイズ・アナトミー』シリーズは、女性プロデューサーのションダ・ライムズが手掛けた大人気シリーズ。医療ドラマとしてはシーズン数、放送エピソード数ともに全米TV史上最もロングランとなっている。天才外科医を母に持ち、重圧を感じながら生きる女医メレディスが、医師として自身のキャリアを追い続けながら、恋や人間関係、そして結婚や子育てなどを経験する様子が等身大で描かれており、女性が共感できるポイントが盛り沢山。

“ドラマ史上最高傑作”『HOMELAND/ホームランド』シリーズ

　国際テロリスト組織とCIAの攻防を、主演クレア・デインズや実力派キャストが熱演する、スパイアクションドラマ。ゴールデン・グローブ賞やエミー賞など複数受賞、“ドラマ史上最高傑作”との呼び声も高い大人気シリーズの本作は、女性スパイとしての主人公の苦悩が克明に描かれているのが見どころ。

　魅力的な女性たちが登場する映画・ドラマはこれ以外にもまだたくさん！ぜひ、3月8日の「国際女性デー(International Women’s Day)」をきっかけに、女性主導の映画をチェックして。（フロントロウ編集部）