ヘアカラーをキープするための3つのポイント
ヘアカラーをすると気になるのが、その後の色落ち。お気に入りのカラーに染まっても色落ちしてしまい、赤みや黄みが出てしまうことは少なくないけれど、毎日のヘアケア習慣でちょっとした心がけをするだけで、ヘアカラーを落ちにくくできるのだという。
どんなことに気をつけるとヘアカラーを長持ちさせられるのか、プロのアドバイスをご紹介。
高温のお湯で髪を洗うのを避ける
ヘアカラーの色落ちを予防するには、シャンプーやコンディショナーを洗い流すときの温度がとても重要。多くのプロが勧めるのは、ぬるま湯で洗い流すこと。
カラーリストのミシェル・クリーブランドは、「シャワーの温度が熱すぎると、キューティクルが開いてヘアカラーの染料が落ちやすくなるから、色落ちにつながってしまう」と米New beautyで説明。反対に、水温が低いとキューティクルが密閉されやすくなり、カラーを長持ちさせることができると話し、ぬるま湯などできるだけ低い水温に設定するようアドバイスした。
髪のUVケアを徹底
ここ最近ヘア専用のUVケア製品も見かけられるけれど、カラーを長持ちさせるためにも紫外線対策は必須なのだとか。
ヘアスタイリストのエリック・レオナルドは、「多くの人が見落としているけれど、長時間直射日光にあたることはヘアカラーの色落ちを引き起こしてしまうから、徹底的に対策する必要があるんだ」と話し、UV効果のあるヘアスプレーや帽子などの紫外線対策を取り入れるよう勧めた。
スタイリング剤をつけすぎない
色落ちを防ぎたいなら、ヘアスタイリング剤の使いすぎにも注意が必要。
カラーリストのシャロン・ドラムは、「ヘアスプレーをはじめとしたスタイリング剤に含まれるアルコールなどの化学物質が原因でキューティクルが開いて、色が抜けやすくなってしまうことがある」と話し、カラーを長持ちさせるためにはその使用は最小限にとどめるのがベストだと明かした。
また、ドライヤーやアイロンなどの熱を使ったツールも、使いすぎることで色落ちを促進してしまうため、使用するときにはできるだけ短時間に抑えることが大事だという。
ヘアカラーを長持ちさせるための3つの心がけ。なるべく色落ちさせたくないという人は、できるものから取り入れてみて。(フロントロウ編集部)