MCU映画『ブラックパンサー』でナキアで演じている俳優のルピタ・ニョンゴが、主演のチャドウィック・ボーズマンが亡くなった後で制作される続編について気になるコメントを残した。(フロントロウ編集部)

『ブラックパンサー2』についての情報を整理

 MCU映画でティ・チャラ/ブラックパンサーを演じた俳優のチャドウィック・ボーズマンが大腸がんとの闘病の末に2020年8月に逝去したことを受けて、続編について大きな変化が求められている『ブラックパンサー』。

画像: 『ブラックパンサー2』についての情報を整理

 2022年7月8日に全米での公開が控えている続編『ブラックパンサー2』は、2021年内に撮影が開始される予定となっており、少なくともチャドウィックが演じたティ・チャラの代役を立てることはしないことをマーベルが既に発表しているほか、デジタル技術を使ってチャドウィックを復活させることはしないことも明らかになっている。

 続編に出演するキャストは現時点で正式には発表されていないものの、シュリ役のレティーシャ・ライト、ナキア役のルピタ・ニョンゴ、ラモンダ役のアンジェラ・バセット、エムバク役のウィンストン・デュークが続投すると見られているほか、『ブランクパンサー』でヴィランであるエリック・キルモンガーを演じたマイケル・B・ジョーダンも先日、「あの世界に戻ることは、僕のなかにつねに選択肢としてある」と、再演に意欲を示している。

 また、続編ではレティーシャ演じるティ・チャラの妹シュリを“新たなブラックパンサー”として描くことを提案する声もあがっている。

ルピタ・ニョンゴが続編についてコメント

 そんななか、米現地時間3月3日に朝の情報番組『グッドモーニング・アメリカ』に出演したルピタが今回、『ブランクパンサー』続編について気になる発言を残した。

画像: ルピタ・ニョンゴが続編についてコメント

 司会者から、『ブランクパンサー』続編について何か情報はないかと訊かれたルピタは、「マーベルのやり方に忠実にいけば、皆さんにお話できることはありません」と、マーベルがネタバレを制限していることに冗談交じりに触れながら、「もちろん、あの世界にキングはもういないので、違ったものにはなります」と回答。

 「ですが、私たちは全員が献身的になって新たな『ブラックパンサー』に彼のレガシーを引き継いでいくことを確信しています」と、チャドウィックのレガシーを続編にも引き継いでいくと明言した上で、「ライアン・クルーガーにはとても楽しみなアイディアがあり、他のファミリーたちとそれを実現できることを心待ちにしています」と、詳細は明かさなかったものの、監督を務めるライアンが何かしらの秘策を練っていることを告白した。

 ティ・チャラのいないワカンダ王国が続編で果たしてどう描かれるかが注目されているなかで、ディズニーは先日、ライアン・クーグラー監督の制作会社であるProximity Mediaと5年間のテレビ独占契約を結んだことを発表。ワカンダ王国を舞台にした、ディズニープラスでのドラマシリーズの制作もあわせて発表されており、今後のMCU作品におけるワカンダ王国の展開の仕方にも関心が集まっている。(フロントロウ編集部)

 

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