イーロン・マスクが家族写真を公開
CEOおよび主要株主であるテスラ社の株が上昇したことを受け、純資産額が1850億ドル(約19兆2000億円)を突破し、2017年からトップに鎮座していた米アマゾン社のCEOジェフ・べゾス氏を抜いて「世界一の富豪」となったイーロン・マスク氏。2020年にそれまで拠点としていたカリフォルニア州を離れてテキサス州に移住した彼は先日、同州に「スターベース(Starbase)」と名付けた都市を設立する計画があることをツイッターで発表している。
Creating the city of Starbase, Texas
— Elon Musk (@elonmusk) March 2, 2021
テスラ社は現在、テキサス州に新たな工場を建設しているほか、マスク氏が所有している別会社で、宇宙開発企業のスペースX社もテキサス州に打ち上げ施設と開発拠点を設けており、マスク氏はスペースX社の拠点の周辺に都市「スターベース」を設立しようとしていると見られている。
そして今回、マスク氏は「スターベース」の設立を目指している区域で撮影したと見られる写真を新たにツイッターに投稿。「テキサス州スターベース」というコメントと共に投稿されたこの写真には、恋人であるグライムスと、彼女との間に2020年5月に誕生した子供X Æ A-XIIが写っている。
Starbase, Texas pic.twitter.com/mt4IpqqmjF
— Elon Musk (@elonmusk) March 8, 2021
グライムスは「エックスエーアイエートゥエルブ」、マスク氏は「エックスアッシュエートゥエルブ」と、「Æ」の部分に関しては、異なる発音をメディアに明かしている「X Æ A-XII」という子供の名前は誕生した当初、大きな話題になっており、2020年9月には、マスク氏がインタビュアーから「エックスアッシュエートゥエルブ君は元気ですか?」と質問されるも、子供の名前だとすぐには分からなかったという出来事もあった。
マスク氏はXの写真こそ何度かSNSに投稿したことがあったものの、グライムスも写った3人での写真を彼が投稿するのは今回が初めて。初めてお披露目される家族写真が「スターベース」で撮影された1枚という、実に彼ららしい投稿となった。
マスク氏&グライムスのDNAを発揮しているX
生後10ヶ月であるXは既に、敏腕実業家であるマスク氏と、作曲からエンジニアリング、パフォーマンスまですべて自らこなすアーティストであるグライムスという両親のDNAの片鱗を見せており、生後5カ月の頃には、グライムスが癒しの音楽アプリEndel(エンデル)とのコラボで発表した「AI Lullaby(AIララバイ)」と題した子守歌の制作に協力。
また、生後半年の頃には、既に宇宙関連の絵本に興味を持っていることがグライムスによって明かされている。
ちなみに、グライムスは今年1月、自らの手でXの髪を切ったことを報告して、Netflixの『ラスト・キングダム』に着想を得たという、サイドを刈り上げたモヒカンスタイルの髪型をお披露目していたのだけれど、現在はモヒカンの面影こそ残っているものの、サイドのほうは刈り上げられていないよう。(フロントロウ編集部)
記事では当初、イーロン・マスク氏とグライムスの子供X Æ A-XIIについて“息子”と記載していましたが、グライムスがYouTubeのライブ配信のなかで“子供のジェンダーは子供自身が決めるもの”と語っていたため、ジェンダーを限定しない書き方に修正しました。