デビュー曲である「drivers license」が記録的なヒットとなっている、『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』にも出演しているオリヴィア・ロドリゴを、『キャンプ・ロック』でブレイクしたディズニーの先輩ニック・ジョナスが大絶賛。(フロントロウ編集部)

ジョーとケヴィンからオリヴィアを勧められたとニック

 3月12日にソロとしては5年ぶりとなるニューアルバム『スペースマン』をリリースし、3月14日には、ジョナス・ブラザーズとコラボした新曲「Selfish」を含む同作のデラックスエディションをサプライズでリリースしたニック・ジョナス

 ニックは、同作のプロモーションのためにApple Musicでゼイン・ロウとのインタビューに臨んだのだけれど、そのなかで、2021年最初のサプライズヒットとなったオリヴィア・ロドリゴによる「drivers license」のことも話題に。今年1月にオリヴィアのデビュー曲としてリリースされた同曲は、今週、ドレイクが新曲「What's Next」で米Billboardの全米シングルチャートで首位を獲得するまで、リリースから8週にわたって同チャートの首位を独走。初登場1位を記録したアーティストのデビュー曲として、史上最長となる記録を打ち立てた。

 Disney+ (ディズニープラス)のドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』で主役のニニを演じていることでも知られる、オリヴィアの「drivers license」は多くの音楽ファンに衝撃を与えることとなったけれど、ディズニー・チャンネルのテレビ映画『キャンプ・ロック』でブレイクを果たした、ディズニーの先輩であるニックもその1人だそう。

 ニックによれば、「drivers license」のことはきょうだいであるケヴィンとジョーを通じて知ったそうで、「ジョーとケヴィンが(お互いに送っていることは)知らずに、『これ聴いたかい?』って、僕に曲を送ってきたんだよ」とニックはゼイン・ロウに明かしている。「それで聴いたんだけど、『すごい。素晴らしいな』って思ったんだ」。

オリヴィア・ロドリゴのすごさを熱弁

 「ミュージカル劇について自分が好きなことを思い出させてくれたんだよね。彼女の曲だったということには結びつかなかったんだけどさ」とニックは続けて語り、オリヴィアの曲だとは気づかずに聴いていたものの、楽曲そのものに惹かれたと告白した上で、「とはいえ、『ハイスクール・ミュージカル』の楽曲でも僕がものすごく好きな曲があってね。『All I Want』なんだけど」と、オリヴィアが手掛けた『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』の劇中曲「All I Want」にも賛辞を寄せた。

 「僕はこう言ったんだ。『ああ、彼女はものすごく才能があって、ものすごく若い上に、巨大で普遍的なテーマのようなものについて語りかけることができるんだ』ってね」とニックはオリヴィアを絶賛。

 「自分に特有の経験のような、ものすごく人間的なレベルで繋がりを持っている楽曲を書けるというのは、いつだってとんでもないことだからね。あの曲がそういう形でブレイクしたことを嬉しく思うよ。というのも、これは父親がいつも言っていたことなんだけど、完璧に言い表していると思うのが、『素晴らしい曲というのは、素晴らしい曲であり、素晴らしい曲だ』と父はいつも言っていたんだ。そういう曲があって、その上、そういう形での繋がりを持っているというのは、可能性が無限大ということだからね」と、オリヴィアの才能は計り知れないと続けたニック。

2月20日に18歳の誕生日を迎えたオリヴィア。

 「彼女が18歳の誕生日を迎えて、何週にもわたるNo.1ヒットのうちの1つをお祝いしていたのを見た。脱帽するよ。『おめでとう』だね。すごく楽しみだよ。あのような曲がヒットするというのは、音楽ビジネス全体にとっても良いことだと思う」と、あらゆる世代のオーディエンスが共感できる楽曲を書く力を持つオリヴィアの才能に改めて賛辞を寄せ、彼女のヒットは音楽業界にとって素晴らしいことだと期待に胸を膨らませた。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.