カリフォルニア州のテーマパークが4月に再開見込み
アメリカのカリフォルニア州で、2021年4月より、ついにテーマパークが営業再開可能となる。もちろん、新型コロナウイルスの感染症対策を行なったうえでの営業となるため、様々な制限がルール化されている。
カリフォルニア州では、郡ごとに感染症対策のレベル分けがされており、レッドティアの郡にある施設では収容人数の15%まで、オレンジティアのものでは収容人数の25%までとなっており、もし感染者数が減っていけば、収容人数の35%までの入場が可能になる。現時点では、それ以上の入場については決まっていない。
それに基づき、例えばカリフォルニア州アナハイムに位置するディズニーランドは、4月30日に再オープン予定で、全体の15%の収容人数とするそう。また、入場できるのはカリフォルニア州の住民だけに規制される。
また、カリフォルニア州ロサンゼルスに位置するユニバーサル・スタジオ・ハリウッドも、4月中の再オープンを目指していると見られる。
テーマパークでやっちゃいけないことって?
そして、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ハリウッド、シックス・フラッグス・マジック・マウンテンなど、カリフォルニア州のテーマパークを統括するCAPAも、各パークの営業再開に向けて、ガイドラインを発表した。
これにより、マスク着用やソーシャルディスタンス、施設内の空気循環など、多くの施設で取られる対策に加え、テーマパークで多くの来場者が行なうある行動も制限されることが明らかに。
それは、叫ぶこと!
ガイドラインでは、ウイルスを拡散する原因として知られる歌うこと、叫ぶこと、深呼吸、大声を出すことなどを制限するよう表記されており、つまり、例えばジェットコースターに乗っても叫ばずに我慢しなければならない。
叫ぶつもりがなくとも叫んでしまうかもしれないという人は、絶叫マシンが有名なシックス・フラッグス・マジック・マウンテンに行くことは避けるべきかも?
この対策は、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが営業を再開した時にも発表されており、海外ファンの間では、「さすが日本。厳しいな」「思いっきり叫ぶのがスペース・マウンテンの醍醐味なのに」「スプラッシュ・マウンテンのあのクライマックスで叫べないのか」といったコメントが飛び交っていた。
しかしながら、今度は自分の番になってしまったよう。
とはいえ、新型コロナウイルス対策は重要。日常を忘れられる各アミューズメントパークが再開できる手筈が整えられただけでも喜ばしいこと。(フロントロウ編集部)