任天堂による「どうぶつの森」がホラー映画に。あんなハッピーなゲームが、こんなに怖くなるなんて…。(フロントロウ編集部)

ショートホラーフィルム『Don't Peek』

 新型コロナウイルスの影響で世界中が外出自粛を実施していた2020年にリリースされた任天堂による「どうぶつの森」は、他のユーザーとの交流も楽しめ、暗いムードが漂うなか、明るく楽しめるゲームとして世界的大ヒットを記録した。

 一方で、「どうぶつの森」を使ったある1つのショートフィルムも生み出されていたのをご存知だろうか。しかもそのジャンルは、ホラー!

 ジュリアン・テリー監督によるショートフィルム『Don't Peek(原題)』では、1人の女性がNintendo Switchで「どうぶつの森」をプレイしていたところ、ゲームの中の動きと現実がリンクしていることに気がつく。最初は戸棚を開けたり、ライトを消したりして、怖がることなく楽しんでいた彼女だけれど、ゲームの暗闇に、何かがいることに気がつく…。

 テリー監督によるショートフィルムはYouTubeに公開された後、SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)で上映され、高く評価された。そしてなんと、長編映画になることに! しかもそのプロジェクトを手掛けるのは、『ナイト・ウォッチ』や『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ監督。

 ベクマンベトフ監督と彼の制作会社がテリー監督とともに長編版を制作するけれど、誰がメガホンを取るかは現時点では不明。

 約7分のショートフィルムからは、『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督のような世界観に広げられるポテンシャルも感じられるけれど、『ナイト・ウォッチ』や『9 〜9番目の奇妙な人形〜』を手掛けてきたベクマンベトフ監督が製作するとなると、どのような作品に仕上がるのだろうか。(フロントロウ編集部) 

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