米ディズニーは、今後の映画リリースについて大幅な見直しを発表。『ブラック・ウィドウ』や『クルエラ』などを含む大型タイトルを、劇場公開と同時にディズニー+でも配信することに。(フロントロウ編集部)

『ブラック・ウィドウ』劇場公開と同時にディズニー+でも配信

画像: 『ブラック・ウィドウ』劇場公開と同時にディズニー+でも配信

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開が延期されていたMCU映画『ブラック・ウィドウ』の公開日が約1ヶ月後に迫る中、米ディズニーは今後公開予定の作品について、リリース日やその公開方法の変更を発表した。

 対象となるタイトルは、マーベル映画の『ブラック・ウィドウ』、日本で5月28日公開予定のエマ・ストーン主演の『クルエラ』、アジア系ヒーローを描くマーベル映画『シャン・チー』、Pixarアニメ『あの夏のルカ』。

 特に、4月29日に公開が予定されていた『ブラック・ウィドウ』は2ヶ月延期され、7月の公開となり、劇場公開と同時に、ディズニープラス(Disney+)でもプレミアアクセス配信となる。また、日本で5月28日公開予定の『クルエラ』に関しては公開日の変更はないものの、劇場公開と同時に、ディズニープラスでプレミアアクセス配信に。

 『シャン・チー』は、『ブラック・ウィドウ』の延期を受け、9月の公開に後ろ倒しとなり、Pixarアニメ『あの夏のルカ』は劇場公開はせず、ディズニープラスでのリリースとなる。

 今回の発表について、ディズニー・メディア&エンタテインメント配給部門の会長であるカリーム・ダニエルは、「消費者に選択肢を提供し、進化する視聴者の嗜好に応えることを重視するという我々の意志を反映させた」と述べている。(フロントロウ編集部)

※『シャン・チー』をDisney+で同日配信と記載していましたが誤りであるため修正しました。

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