ディズニープラスで配信中の『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
ディズニープラスで配信中の『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を生んだマーベル・スタジオが贈る第2弾ドラマシリーズ。
2019年に公開された映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストシーンから直結する物語となっており、キャプテン・アメリカから盾(シールド)を受け継いだファルコン/サム・ウィルソンと、キャプテンの親友であるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズが、いがみ合いながらも次第に心を通わせていくバディアクションとなっている。
そんな本作には、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカで登場したダニエル・ブリュール演じるヘルムート・ジモ大佐が登場する。ジモ大佐は『シビル・ウォー』で、アベンジャーズと敵対する悪役として現れ、ウィンター・ソルジャーを付け狙った。
そんな役を務めるダニエルは、ファルコン役のアンソニー・マッキーをカッコ良すぎるあだ名で呼んでいたことを米EWのインタビューで明かされた。
ダニエル・ブリュールがアンソニー・マッキーにつけたあだ名は?
まず知っておきたいのが、ダニエルはもともとドイツで活躍し、海外の映画に出演するようになった国際的な俳優ということ。彼は英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、カタルーニャ語を流暢に話し、ポルトガル語も理解できる。
2020年のはじめ、チェコのプラハで『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の撮影が行なわれていた際、宿泊するホテルに到着したアンソニーとバッキー役のセバスチャン・スタンは、ロビーで20人ほどの俳優を連れたドイツのカメラクルーが近くにいることに気づいた。何の撮影をしているのかはわからなかったものの、このグループが自分たちの共演者であるダニエルを確かに認識していることだけはわかったという。
アンソニーはその時のことを振り返り、「(ダニエルは)その全員のことを知っていたんだよ!」と言い、「彼はフランス語やスペイン語、ドイツ語を話して俺の方を向いて、『エクス・マキナ、俺は大物なんだよ』って言ったんだ」と明かした。
「エクス・マキナ」とは一般的には「機械仕掛けの神」という意味。ジェット・パワーによる人工翼で空を飛ぶファルコン役のアンソニーにはピッタリだけれど、あまりにもカッコ良すぎるし、なかなかそのような教養あるあだ名をパッと思いつくのも難しい。
セバスチャンは、「アンソニーは『どこにエクス・マキナがいるって?』って感じだった。オーマーガー。面白すぎる」と大爆笑。そのカッコ良すぎるあだ名がツボに入ってしまったようだった。
そんな舞台裏エピソードを持つドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、3月26日にディズニープラスで第2話が配信となる。(フロントロウ編集部)