リアリティスターで実業家のカイリー・ジェンナーが、これまでインスタグラムで必要不可欠だったものを絶った。(フロントロウ編集部)

カイリー・ジェンナーが絶ったものとは?

 18歳の時に立ち上げたコスメブランド「カイリー・コスメティクス(Kylie Cosmetics)」や「カイリー・スキン(Kylie Skin)」が大成功を収めたことで、実業家としても名を上げるカイリー・ジェンナーは、若い世代の憧れの的。

 そんなカイリーが最近、必要不可欠なものを絶ったことを発表。それはインスタグラムのフィルター。カイリーは長年インスタグラムのフィルターを利用しており、いわば美しく見せるための「加工」をしていた。

 しかし、カイリーは今回フィルターなしの写真や動画をアップし、「素顔」をお披露目したのだ。フィルターを使っていないカイリーは、普通の人と同様に少し肌荒れしていたり、テカっている部分があったりと、かなり自然な姿に。

 フィルターを使って“盛る”ことが人気の現代において、フィルターによって加工された姿への慣れは、自分の実際の容姿に対する不満を与え、整形への強い願望や身体醜形障がい(※)に繋がることが懸念されている。そんな現状を受けて、インスタグラムのフィルターを作るSpark ARという企業が、「well-being policies(心身の健康を守る決まり)」の一環として「すべての整形を彷彿とさせる加工」が施されたフィルターの制作を禁止するということも発表した。

※身体醜形障がいとは、自分の容姿を酷いと感じ、自分の身体や美に極度にこだわるようになること。

 そのため、若い世代に大きな影響力を持つカイリーがフィルターを使わないという選択をし、2億人以上いるフォロワーにフィルターなしの自分を見せるというのはかなり大きなこと。 

 カイリーは「たまにはフィルターを外さなきゃ」とインスタグラムで言っているため、再びフィルターありの世界に戻ってしまうと思うけれど、フィルターを外した自然な姿も美しいということを世界中に発信した。(フロントロウ編集部)

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