アイライナーは、理想のぱっちり目元を演出する便利なアイテムだけれど、なかには自分には似合わないと苦手意識を持つ人も…。それ、もしかしたらアイライナーの「種類」が目の形に合っていないのかも。そこで、目の形に合わせたアイライナーの選び方をプロが紹介。(フロントロウ編集部)

アイライナーは「目の形」に合わせて選ぶべき!

 目もとをほどよく引き締め、印象的なまなざしを叶えるアイライナー。ペンシルタイプ、リキッドタイプ、ジェルタイプなど様々な種類があり、好みの仕上がりに合わせて選ぶことができるのが特徴。

画像: アイライナーは「目の形」に合わせて選ぶべき!

 しかし、どのアイライナーも同じように見えるため、ついアイラインの“描き方”ばかりが注目されやすいけれど、実は目の形によって似合うアイライナーの「種類」は違うとメイクのプロたちは言う。目の形を美しく引き立てる、プロおすすめのアイライナーを今すぐチェック。

奥二重タイプ

 メイクアップアーティストのメイ・クインによると、目を見開いたときにアイラインが隠れてしまう「奥二重」の場合は、アイシャドウとリキッドアイライナーを組み合わせるのがベスト。グラデーション効果で目のキワを自然に強調することができるそう。

 ただし、ブラックなどの暗い色味のアイシャドウやアイライナーはNG。メイは「奥二重は目が小さく見えがちなので、濃くて暗いアイシャドウやライナーをつけすぎると、さらに目が小さく見えることがある」と米Hello Gigglesで忠告。代わりに、柔らかな印象をキープするブラウン系アイテムを使うよう勧めている。

タレ目タイプ

 メイクアップアーティストのテレル・マリンによると、目頭よりも目尻の位置が下になっているタレ目の場合は、目尻のアイラインを跳ね上げて上方向に強調するのがポイント。しかし、目尻のアイラインは、目を細めたり笑ったりしたときに上下のまぶたが擦れてアイラインがにじみやすいのが難点。

 そのため、タレ目の人にはウォータープルーフ処方のリキッドアイライナーが最適。テレルは「リキッドアイライナーは長持ちしやすいから、いちいち塗り直す心配もないんだ」とアドバイスする。

アーモンドアイタイプ

  メイクアップアーティストのエリン・パーソンによると、目の両端が細く、中央に丸みがあるアーモンドアイの場合は、ペンシルアイライナーとリキッドアイライナーがおすすめ。

 エリンは「私はいつも先に(アイラインの)下書きを描くのが好きなので、いつもペンシルアイライナーで下書きをした後に、その上からリキッドライナーを重ねている」とコメント。2種類のアイライナーを組み合わせることで、失敗しにくくなるだけでなく、奥行きのある目元に仕上がるという。

丸目タイプ

 テレルによると、二重の幅が広めで目の縦幅も大きい「丸目」の場合は、どんなアイラインでも似合うため、基本的にはペンシル、リキッド、ジェルでも何でもOK。

 なかでも、アイラインをぼかしたり、くっきりと見せたりと幅広いアイルックが楽しめるクリームタイプのアイライナーがおすすめ。ほかにも、テレルは「目の横幅を伸ばしたい場合は、従来のキャットアイの技法を使って、アイライナーを上に向けて目尻まで伸ばすと良いよ」ともつけ加えた。 

 マスク着用時でも洗練された印象に仕上げてくれるアイライナー。自分の目の形に合ったアイライナーを見つけて、普段のメイクをさらにアップグレードさせてみては。(フロントロウ編集部)

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