“センター分け派”のZ世代と“ななめ分け派”ミレニアル世代の間で繰り広げられている髪の分け目論争。第三の選択肢として、まさかの「ジグザグ分け」が名乗りを上げている。(フロントロウ編集部)

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髪の分け目で“世代”がわかる?

 いま、海外ではZ世代(※)とミレニアル世代(※)の間で、“髪の分け目”による世代間の争いが生じている。

 ことの発端は、Z世代のカルチャーの中心であるTikTokで、Z世代の若者たちが8対2くらいの割合で作られる「ディープサイドパート」、いわゆる“ななめ分け”は「時代遅れ」「古臭い」と批判する動画。Z世代の若者たちいわく、現在は髪を真ん中で分けた「ミドルパート(センター分け)」がトレンドであり、「ミドルパートのほうがはるかに優れている」とサイドパートを冷ややかな目で見ている様子。

 これに対し、ミレニアル世代は「分け目にトレンドも何も無い」「ミドルパートのほうが古く感じる」と主張。むしろミドルパートのほうがダサいという#MiddlePartChallengeが登場するなど、ややムキになって反論している。

@sra_krod

i got bullied for this hairstyle. I refuse to give up my side part ☹️ ##FYP ##foryourpage ##eldermillenial ##middlepart ##teamsidepart ##nerd

♬ original sound - Kristina

 そんななか、これらの“髪の分け目論争”に終止符を打つ存在として、まさかの「ジグザグ分け」が脚光を浴びている。

※ Z世代:現在6歳から25歳にあたる1996年から2015年の間に生まれた世代。ミレニアル世代:2000年代に成人あるいは社会人になった世代。1980年代から2000年代初頭までに生まれた人をいうことが多い。

髪の分け目論争は「ジグザグ分け」で解決!

 ジグザグ分けとは、ミドルパートやサイドパートなどの“直線”ではなく、左右に何度も折れ曲がった分け目のこと。生え際からつむじに向かって左右に“ジグザグ”と動かしながら作ることから、この名称がついたとされる。

 ジグザグ分けは、90年代後半から20年代前半に流行したヘアスタイルのひとつで、当時絶大な人気を博した俳優のマンディ・ムーアやシンガーのクリスティーナ・アギレラが取り入れたことで有名。近年では、トップモデルのベラ・ハディッドやBLACK PINKのジェニーなども自身のヘアスタイルに採用。Z世代とミレニアル世代の仲を取り持つ存在としてリバイバルの兆しを見せている。

 実際に、ジグザク分けには“直線”にはないメリットがたくさんある。例えば、ジグザグに分けることで地肌が見えにくくなるだけで、根元がふんわりと立ち上がってボリューム感アップ。ざっくりとラフに分ければ、こなれ感のあるスタイルに仕上げることもできるという。

 いまだZ世代とミレニアル世代の間で続く髪の分け目論争。はたして、ジグザク分けは救世主となるのか?(フロントロウ編集部)  

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