『クジラと海洋生物たちの社会』の内容&日本版予告
ナショナル ジオグラフィックが贈るドキュメンタリー・シリーズ『クジラと海洋生物たちの社会』では、世界24か所3年におよぶ制作期間を費やし、シャチ、ザトウクジラ、ベルーガ、イッカク、マッコウクジラという5つの異なるクジラに密着。
生涯の友情を育むクジラたち。一族の伝統を子どもたちに教えるクジラたち。愛するものを失って深く悲しむクジラたち。そこに映し出されるのは、彼らの並外れたコミュニケーション能力と、私たちの想像を超える複雑な社会構造。クジラたちの美しく壮大な世界に入り込み、これまで知られることのなかったクジラたちの秘密が次々と明らかになっていく中、彼らの生き様がどこか人間に似ているということに気づかされる。
60秒の日本予告編に凝縮されているのは、世界で初めて撮影に成功した貴重なクジラの生態の数々と、むき出しの大自然が織りなす圧倒的な映像美。この60秒からだけでも、本作の壮大なスケールが伝わる。
撮影を行なったブライアン・スケリーは、本作の魅力について「最も驚きだったのは、クジラたちがとても僕らに似ているということです。自分たちのアイデンティティを大切していて、歌合戦やゲームをして遊んだり、亡くなった家族を嘆き悲しんだりする。人々がこのシリーズを見て、豊かなカルチャーを持っているのは自分たち人間だけじゃないことを理解してくれることを期待しています」とコメントした。
さすがディズニー! 制作チームが最強すぎる
制作総指揮を務めるジェームズ・キャメロンは、世界で自然環境保護活動が重要視されるずっと前から自然を守らなくてはという危機感を映像を通して訴え続けてきた人物。史上最もヒットした映画1位に君臨する2009年の映画『アバター』も、環境保護への訴えがバックテーマとなっている。本作では、ハリウッドの巨匠であるジェームズ・キャメロンだからこそ成しえた最先端の撮影技術により、世界で初めて捉えられたクジラたちの驚きの生態が見られる。
撮影を担当したのは、ナショナル・ジオグラフィックの“史上最も偉大な写真50”に作品が選ばれている、世界が認める水中写真家のブライアン・スケリー。世界24か所3年におよぶ制作期間を費やして雄大なクジラたちに密着しつづけた彼によって、かつて見たことがない、息を呑むほど美しく迫力のある映像が撮れた。
そしてナレーションを担当するのは、俳優として知られる一方で、ナレーション女王としても名高いシガニー・ウィーバー。米ランキングサイトRankerの“最も優れたドキュメンタリーのナレーター”では女性ナレーター1位である彼女。2006年の『プラネットアース』で、イギリス版でデイビッド・アッテンボローが務めたナレーションをアメリカ版で務めた時には、当初起きた「アッテンボローのママが良い」という反発を見事なナレーションで払拭したという武勇伝まで持つシガニーが、本作の見事な映像にどのように華を添えるかにも注目したい。
『クジラと海洋生物たちの社会』は、アースデイである 4月22日にディズニープラスで配信開始。またディズニープラスでは、4月9日からは、“地球の今”を知ることができる 30 作品を集めた「地球を知ろう!守ろう!アースデイ特集」が、4月23日からは、リアルな自然を楽しめる ASMR 作品『National Geographic アースムー ド 奇跡の風景』が配信される。
<作品情報>
「地球を知ろう!守ろう!アースデイ特集」(4月9 日配信開始)
レオナルド・ディカプリオが制作した『地球が壊れる前に』や、世界中で愛されるディズニー・アニマルキングダムの舞台裏に潜入する『Magic of Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダ ムの魔法』ほか、ナショジオ作品を中心に“地球の今”を知ることができる30 作品をお届け。
『クジラと海洋生物たちの社会』(4月22日配信開始)
ジェームズ・キャメロン製作総指揮。世界24か所3年におよぶ制作期間を費やし雄大なクジラたちに密着しつづけた、ナショナル ジオグラフィックが贈る奇跡の海洋ドキュメンタリー・シリーズ。
『National Geographic アースムード 奇跡の風景』(4 月23 日配信開始)
自然の鼓動に合わせた地球のリアルな姿を音と映像で楽しむディズニープラスオリジナル作品が日本初登場。本作は、数々の自然ドキュメンタリーを生み出したナショナルジオグラフィック制作による、新たなコンセプトのドキュメンタリー・シリーズで、氷河、砂漠、熱帯雨林...雄大な風景を美しい音楽と共に映し出し、“地球のムード”が味わえる至高の時間を届ける。
(フロントロウ編集部)