サブリナ・カーペンター、トランスジェンダーの若者たちを祝福するパフォーマンス【GLAADアワード】

サブリナ・カーペンターがGLAADアワードでパフォーマンス

　米現地時間4月8日に、中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟 (GLAAD) が主催する、LGBTQ+のコミュニティーにおいて著しい功績をあげたメディアや人物を讃えるGLAADアワードが開催。今年で32回目を迎えた授賞式に、俳優でシンガーのサブリナ・カーペンターがパフォーマンスを披露した。

　サブリナが披露したのは、今年3月にリリースした最新シングル「Skin」のパフォーマンス。このパフォーマンスは、トランスジェンダーたちの若者たちを称えるものとなっていて、楽曲の後半に差し掛かると、巨大なスクリーンにトランスジェンダーの若者たちの映像が流れるという演出となっている。

　「Skin」は、自分を困らせようとしてくる相手に向け、「できるものならやってみて／私を困らせようとしてみてよ」と歌う力強い楽曲となっていて、「無理だって気づいて／例えあなたでも、私を困らせることはできない／私がそうさせないから」と、誰かに自分を変えさせないという強いメッセージが歌われている。

　GLAADアワードでのパフォーマンスの模様はこちら。

　サブリナは授賞式後にツイッターを更新。レインボーフラッグと、自身のこの日の衣装と同じ緑色のハートの絵文字を添えて、「GLAADアワードでパフォーマンスできてとても光栄でした」とツイートした。

LGBTQ+コミュニティをサポートしてきたサブリナ

　サブリナは、キャリアを通じてLGBTQ+コミュニティをサポートしてきたことで知られており、2018年6月には、プライド月間に際して、「LGBTQ+のファンの方々が、私を信用して、自分たちのストーリーを快く話してくれることをとても幸運に思っています。私のショウにプライドのフラッグを持ち込んでくれる皆さんが、お腹の底から歌詞を叫んでくれる時、溢れんばかりの愛や安心感を感じてくれたらと思います」などと綴ったLGBTQ+コミュニティへのラブレターを米Billboardに寄せている。

　また、2019年の6月には、「自分らしくあることで、この世界をより素敵な場所にしてくれているすべての美しい人たちに、ハッピー・プライド月間。みんなのことを愛してる」とツイッターでメッセージを寄せた。

　一方、今年のGLAADアワードでは、2020年7月に水難事故でこの世を去った『glee／グリー』のナヤ・リヴェラを称える時間も設けられ、ナヤが生前にLGBTQ+コミュニティの人々に与えた影響が振り返られた。（フロントロウ編集部）

『glee／グリー』キャストがGLAADアワードに集結！ナヤの願いは「声を上げられない人たちの代弁者であり続けること」 - フロントロウ -海外セレブ情報を発信

米時間4月8日に行なわれたGLAADアワードにて、大ヒットドラマ『glee／グリー』キャストが集結し、故ナヤ・リヴェラを称えた。（フロントロウ編集部）

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