マクドナルドのドライブスルーに貼ってあった張り紙に書かれていた「お願い」が話題に。店からドライブスルー利用者へのちょっぴりせつなさを感じる要望とは?(フロントロウ編集部)

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マクドナルドからドライブスルー利用者へのお願い

 アメリカのマクドナルドのドライブスルーに貼られていた張り紙の“内容”が話題になっている。車から降りずに商品の注文から受け取りまでできるドライブスルーは、コロナ禍でさらに利用者が急増。需要の増加に伴い、一部店舗ではドライブスルーのレーンを拡張するなど、いまやマクドナルドを利用する人たちにとって必要不可欠なサービスとなっているが、店舗によってはその裏で深刻な問題を抱えていることが明らかに。

画像: マクドナルドからドライブスルー利用者へのお願い

 きっかけとなったのは、つい最近、近所にあるマクドナルドのドライブスルーを利用したという女性がTikTokに投稿した1本の動画。

 よく見ると、スピーカーのあたりに黄色い張り紙が。そこにはこう書かれていた。

 「スタッフが不足しています。なので、現れたスタッフに対してご容赦ください。もう誰も働きたくないんです」

@brittanyjade903

Y’all, Our McDonald’s is savage AF ��

♬ Oh No No No - Music Falcon

 ファストフードの最大の魅力は、「Fast(ファスト/早い)」という名前のとおり、注文の品が早く出てくること。けれど、現在、コロナ禍で多くのファストフード店が人手不足に陥っており、その結果、サービスに遅れが生じている。それを理解してくれる人もいれば、「遅い!」と文句をつけるなど、イライラを店員にぶつける人もいる。そこで店側が思いついた苦肉の策が、先ほどの張り紙だったよう。

 もちろんこれは店側の問題であって、“客からしたらそんなの知ったこっちゃない”という人がいる一方で、ファストフード店で働いたことがある、もしくは現在働いているという経験者を中心に「悲しいことにこれが現実。自分が経営する飲食店も働き手を探してるけど、誰も働きたがらない」など、擁護する声も多くあがっており、このことがネットニュースなどで取り上げられて話題になることによって、「状況が改善されることを願う」といったコメントもあった。

 ちなみに、今回の件とは関係ないが、マクドナルドのドライブスルーは、注文するエリアに入った時点でスピーカーがオンの状態になっており、スピーカー越しに「いらっしゃいませ」と話しかける前からお客さんの声も聞こえているのだとか。また、海外の店舗では、受け渡しミスがないようにするために写真を撮影して、車と客の顔を記録しており、こちらの顔はもちろんのこと、車の中で何をしているのかも店側には“丸見え”なんだそう。(フロントロウ編集部)

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