90年代風メイクのリバイバルによって、再注目を集めているリップライナー。そんな今だから知っておきたい、リップライナーの色選びや使い方のコツをプロが明かした。(フロントロウ編集部)

メイクのプロのリップライナー講座

 リップやグロスなどにくらべて一見目立たない存在のリップライナーは、使うことで唇の輪郭を強調できるだけでなく、唇の立体感がアップしたり、リップの色落ちを防いだりもする、まさに縁の下の力持ち。

画像: メイクのプロのリップライナー講座

 そんな優秀なリップライナーだけれど、色の選び方や使い方がイマイチよく分からないという人も少なくないはず。そこでメイクのプロが教えてくれた、色選びと使い方のコツをご紹介。リップライナーを迷いなく使えるようになる、プロのアドバイスをチェック。

リップよりほんの少し深めの色を選んで

 リップライナーの色選びは、手持ちのリップに合わせたつもりが合わなかったり、組み合わせの正解がいまいち分からなかったりと、なかなか悩ましい。そんな疑問を解消するには、相性のよい組み合わせを知っておく必要があるという。

画像: リップよりほんの少し深めの色を選んで

 米コスメブランド、AJ Crimson Beautyの創業者でメイクアップアーティストのエージェー・クリムソンは、「リップライナーは、リップと近いトーンでリップよりもほんの少しだけ深みのあるカラーを選ぶだけでOK」と米Bustleでコメント。

 ベージュ系のリップならブラウンかチョコレートカラーのリップライナー、赤系のリップならレンガかボルドーカラーのリップライナー、プラム系のリップならダークなバイオレットカラーのリップライナーというように、リップにほんの少し深みを足したカラーが好相性。頻繁に使うお気に入りのリップを目安にして、それに合う深めのカラーを何パターンか持っておくとよさそう。

使うときにはしっかりぼかすのが大事

 リップライナーを使うときには、自然に見せるためにしっかりぼかすことが重要。プロのオススメは、リップライナーを塗ってぼかし、さらにリップを塗ってぼかすというようにぼかすステップを2回入れること。

画像: 使うときにはしっかりぼかすのが大事

 人気モデルのジジ・ハディッドやケンダル・ジェンナーなどを手掛ける売れっ子メイクアップアーティストのエリン・パーソンズは、「まずリップライナーで輪郭をなぞってから唇の中央に向けてぼかして、次にリップを唇の中央あたりに塗ったら、最後にそのリップを外側に向けてぼかしてみて」とアドバイス。

 そうすることで、リップライナーとリップがしっかり混ざり合って、ほんのりグラデーションのように見えながらも自然な仕上がりになるのだという。ぼかすときには、リップブラシを使うのがベストだけれど、ない場合は指で行なってもいいそう。

 プロのアドバイスを参考にしてリップライナーを使えば、いつものリップメイクをぐんとアップグレードできるはず。気になる人はぜひ取り入れてみて。(フロントロウ編集部)

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