マクドナルドで朝マックから通常メニューに変わる瞬間にしか食べられないという“裏メニュー”が話題になるも、店員からはクレームの嵐。そのワケとは?(フロントロウ編集部)

次々出てくる「裏メニュー」に店員が苦言

 大手ファストフードチェーンのマクドナルドで、朝マックから通常メニューに切り替わる瞬間にしか食べられないという裏メニュー、「マックブランチ・バーガー」に対して店員が複雑な反応を示している。

画像: ©︎Theglasssniper/TikTok

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 マックブランチ・バーガー(McBrunch Burger)またはマック10:35(Mc10:35)の名前で知られるこちらの裏メニューは、ダブルチーズバーガーに朝マックでしか食べられないスクランブルエッグとハッシュポテトをはさんだもので、以前からツウのあいだで「朝マックが終わるタイミングに行くと食べられるらしい」と言われてきた商品。

 つい最近、ある男性がTikTokで紹介したことで再び脚光を浴びることになったのだが、“裏メニュー”といっても、ファンが勝手に考えただけで、その存在を知らないという店員がほとんど。

 実際、メニューにないものを注文されるのは店員にとっては迷惑でしかないようで、男性の動画には現役もしくは元店員と思われる人たちから、「ソーシャルメディアのおかげで、クレイジーな注文を受けることが増えた。でも、メニューにないし作り方も教わってないから知らない」、「次から次へと裏メニューが出てきてもういい加減にしてほしい!」、「裏メニューを頼まれても、その存在を知らないことが多いし、何が入ってるのかもわからないから困る」といったクレームが殺到。

画像: 次々出てくる「裏メニュー」に店員が苦言

 次々と新たな裏メニューが誕生する一方で、SNSなどで見たという人たちから、知りもしない裏メニューを注文されることに店員はうんざりしていることが明らかになった。

 このような裏メニューに悩まされているのは、マクドナルドの店員だけではないようで、カスタマイズを売りにしているスターバックスの店員も、“知っていて当然だろう”という感じで、レシピもなしに「あのTikTokのドリンクはある?」と聞かれることに迷惑していることがわかっている。

 メニューにある商品に飽きてしまった人にとっては、「こんなメニューもあるんだ」とワクワクするが、見るだけにしておいたほうがいいかも。また、裏メニューを注文する場合は料金にも注意が必要。例えばマックブランチ・バーガーをオーダーした男性の場合、ダブルチーズバーガーに加えて、スクランブルエッグとハッシュポテトのセットも注文しているので、ただダブルチーズバーガーを食べるよりも2倍近い料金を支払っている計算になる。(フロントロウ編集部)

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