『アベンジャーズ』のあの人を復活させて!MCU映画の熱心なファンたちが、あのヒーローの復活を訴えるビルボード広告を制作した。(フロントロウ編集部)

ファンが『アベンジャーズ』メンバーの復活を願うキャンペーンを打ち出す

 2019年に公開された映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』といえば、2008年に公開された映画『アイアンマン』からスタートした一連のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品群の1つの締め括りとなった作品であり、本作をもって、これまで登場してきたヒーローの何人かに別れを告げることにもなった。

画像: ファンが『アベンジャーズ』メンバーの復活を願うキャンペーンを打ち出す

 本作を最後に、2011年に公開された映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』からスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカを演じてきたクリス・エヴァンスと、MCUの1作目である『アイアンマン』から、アベンジャーズを召集した張本人であるトニー・スターク/アイアンマンを演じてきたロバート・ダウニー・Jr.らがMCU映画から引退。

 『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されてからと言うもの、2人の復活はずっと待望されてきたけれど、ついに、アイアンマンの復活を求めて正式に広告まで打ち出すファンが登場。今回、ロサンゼルスにある道路沿いに、アイアンマンの復活を呼びかけるビルボード広告が出現した。

 広告は、MCUのポスター風にデザインされているところからも、制作者の本気度が伝わるものとなっていて、「トニー・スタークを復活させて。 #トニー・スタークを生き返らせて」というメッセージに、「どうか、愛されし私たちのヒーローのために」というキャッチコピーが添えられている。

ロバート・ダウニー・Jr.やマーベルの見解は?

 アイアンマンを演じたロバートはこれまで、復活を待ち望む声についてたびたびコメントしてきており、昨年9月に俳優のジェイソン・ベイトマンらが司会を務めるポッドキャスト『SmartLess』に出演した際、「マーベル映画は今、ゆっくりなスピードで進行していますよね。それとも、もう出演することはないのでしょうか?」という質問に回答する形で、「もう完全に終わりだよ」とキッパリ明言。

 「僕としては、もうやり遂げたことだし、安心して手放せるよ」とマーベル映画でやるべきことはすべてやり切ったと語った。

画像: ロバート・ダウニー・Jr.やマーベルの見解は?

 一方、制作のマーベルもアイアンマンの復活を否定してきており、マーベルスタジオの代表取締役副社長であるヴィクトリア・アロンソは昨年11月、西Clarínとのインタビューのなかで、「トニー・スタークは亡くなりました。それが私たちの物語です」「どう復活させるべきかも分かりません」として、アイアンマンを復活させる考えはないと語っている。

 今回、ビルボード広告という分かりやすい形で、改めてアイアンマンの復活を待ち望んでいることを示したファン。マーベルが彼らの声を考慮に入れることはあるのだろうか。(フロントロウ編集部)

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