映画『パラサイト 半地下の家族』のドラマリメイクは、映画とは異なる、オリジナルのストーリーになることがわかった。(フロントロウ編集部)

『パラサイト 半地下の家族』がHBOでリメイク

 『パラサイト 半地下の家族』は、2020年のアカデミー賞で4冠を達成した韓国映画。監督を務めたのは、映画『スノーピアサー』やドラマ『okja/オクジャ』などで知られるポン・ジュノ。

画像: 『パラサイト 半地下の家族』がHBOでリメイク

 本作は、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』や『ゲーム・オブ・スローンズ』、『ビッグ・リトル・ライズ』など、数々の大ヒットドラマを世に送ってきた米HBOによってドラマ化されることが決定している。

 制作にあたるのは、オリジナル映画版のポン・ジュノと、映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』や『バイス』、ドラマ『サクセッション』などを手がけたアダム・マッケイ。

ドラマ版『パラサイト』は、オリジナルのストーリーに

 マッケイ監督は、ドラマ版『パラサイト 半地下の家族』は映画のリメイクではないことを、米MTVのポッドキャスト『Happy Sad Confused』に参加した際に明言。「長編映画と同じ世界観ですが、同じ世界に住むオリジナルの物語です」としつつ、「オリジナルシリーズ」であることを強調した。

画像: アダム・マッケイ監督

アダム・マッケイ監督

 2020年1月に制作が発表された際、ポン・ジュノ監督はドラマ版について、映画版の脚本を描き始めた時から蓄積されていたアイデアに基づく拡大版で、「6時間の長さの映画を作る」ようなイメージであると語っていた。

 ドラマ版『パラサイト』を共同で制作しているマッケイ監督は、「我々は最高の時間を過ごしています」とコメント。「素晴らしい脚本家を用意しました。隔離されている間、基本的にポン・ジュノ監督の指揮のもと監督と一緒にシリーズの大筋を組み立てました」とポッドキャストで言っている。

 ちなみに、ドラマ化が決定したすぐあと、映画版でソン・ガンホが演じていた父親役を、マーベル俳優のマーク・ラファロが演じるのではないかと言われていたけれど、その後詳細は明かされていない。(フロントロウ編集部)

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