ストレートアイロンで作る「今っぽ巻き髪」
2枚のプレートで髪を挟むことで、髪のクセやうねりを抑える「ストレートヘアアイロン」。サラサラとしたまっすぐなストレートヘアを作れるだけでなく、実は、使い方次第で今っぽい巻き髪アレンジもできる優れもの。
しかし、ストレートアイロンを使った巻き髪アレンジは意外と難しく、いざやってみても「いつも内巻きしかならない…」と苦戦している人も多いのでは？
そこで、今回はロサンゼルスにあるヘアサロン「 Nine Zero One Salon」のヘアスタイリストであるデニス・マドリガルが、ストレートアイロンを使った、今っぽい巻き髪アレンジの作り方を米Makeup.comで紹介した。
超簡単！今すぐ出来るストレートアイロンの巻き方
ステップ1：はじめに、アイロンの熱から髪を守るヒートプロテクト成分配合のスタイリング剤を、毛先を中心につける。また、アイロンで巻く前にしっかり髪を梳かすのも大切。このひと手間を加えることで、アイロンの熱がムラなく伝わり、均一なカールができるのだとか。
ステップ2：次に、きれいに巻くために髪を数カ所にブロッキング。ストレートアイロンを使用する場合は、前髪、耳上、耳下の3カ所に大きく分け、そこから少しずつ毛束を取りながら巻くと上手に仕上がるという。
ステップ3：ブロッキングし終えたら、いよいよアイロンで髪を巻いていく。デニスによると、ストレートアイロンを使う場合は、先に前髪を巻くのがおすすめだそう。デニスは「前髪を少量とったら、髪の根元近くで挟み、半回転させながらゆっくりと下方向にすべらせてみて」と説明。前髪の中央は内巻きに、両端は外側に毛先がハネるように巻くのがコツだそう。
ステップ4：前髪を巻き終えたら、今度は「耳下」を巻いていく。まず、毛束をアイロンで斜めに挟み、90度ぐらいの角度をつけて毛先までゆっくり下にすべらせる。そして、毛先まで到達したらアイロンをクルクルと回して巻き上げる。これを毛束ごとに交互に「内巻き」と「外巻き」にして、ボリューム感を出す。先ほどブロッキングした「耳上」の髪も同じように仕上げていく。
ステップ5：最後に、指もしくはヘアブラシでカールを軽く梳かし、巻き髪を長時間キープするヘアスプレーを髪全体に吹きつけたら、今っぽ巻き髪の出来上がり。
ヘアスプレーのほかにも、髪に自然なツヤ感を出したい場合は、しっとりとした質感のヘアバームもおすすめ。 バームを手のひらで軽く溶かし、髪の内側から毛先に向かってなじませれば、髪にうるおいを与えつつ、1日中きれいな巻き髪スタイルをキープしてくれる。（フロントロウ編集部）
