トーマス・ドハーティがアルバイト時代を振り返る
2017年に公開されたディズニー・チャンネルのテレビ映画『ディセンダント2』でフック船長の息子ハリー役に抜擢され、一躍世界的な人気を獲得した俳優のトーマス・ドハーティ(26)。2021年に放送がスタートする予定の新生『ゴシップガール』でメインキャラクターの1人を演じるなど、さらなる活躍が期待されているトーマスだけれど、トーマスには『ディセンダント2』に出演する以前、様々なアルバイトを経験していた時代があった。
米Interview Magazineによるインタビューのなかで、俳優を本業にして活動する以前に、故郷であるスコットランドのエディンバラでアルバイトを転々としていた時期を振り返ったトーマスは、「たくさんの仕事をしたよ」と当時を回想した上で、「新聞配達を経験した後で、コールセンターで働いた。(小売チェーンである)T.J.マックスでも働いたし、(アパレルブランドの)ホリスターでも働いたよ。ちょっとだけ、清掃員をしたこともある」と、経験してきた仕事を挙げた。
お手伝いさん時代のエピソードを明かしたトーマスに、「どのくらいの期間、働いていたのですか?」とインタビュアーが訊ねると、「そんなに面白みのある仕事ではなかったよ」とトーマス。
「あの仕事が一番大変で、金曜日に疲れ切った後で、土曜日に仕事をしていたんだ。あらゆる部屋とベッドを綺麗にしなければいけなかったんだけど、寝るために行っていたようなものだったね。部屋を掃除しに行くときには、それぞれの部屋で5分ずつ仮眠をとっていたんだ」と続けて語り、清掃員の仕事中にしていた“ズル”を告白した。
様々な仕事を経験してきたなかで、最終的にはバーで働きたいと思っていたものの、「バーで働いた経験がなかったから、誰も僕を雇ってくれなかったんだ」とトーマス。そうしたなかで、未経験でも働かせてくれた場所があったそうで、「『僕でも雇ってもらえる場所を知ってる』って思い立って、ゲイバーで働き始めたんだ」と、ゲイバーでも働いていたことを明かした。
清掃員には向かなかったというトーマスも、ゲイバーでの仕事はかなり楽しめたようで、「とにかく最高だったよ。大好きだったね。本当によかったんだ。音楽は最高だし、チップは弾むしね。文句ひとつなかったよ」と当時を振り返った。(フロントロウ編集部)