『ターミネーター』のT-800は、あの怪獣のデザインのインスピレーションになっていたという。(フロントロウ編集部)

 ※この記事には、『ゴジラ VS コング』のネタバレが含まれます。

『ゴジラ VS コング』に登場する怪獣は…

 日本では2021年5月14日に公開予定の映画『ゴジラ VS コング』は、『GODZILLA ゴジラ』、『キングコング:髑髏島の巨神』、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に続くモンスターバースシリーズの4作目。

 ついにゴジラとキングコングが対決する本作には、メカゴジラも登場する。1月に公開された予告編では、映像が始まった直後に映し出される人々が逃げまどう都市で、メカゴジラらしき姿が確認できるといった意見や、小栗旬が演じる芹沢蓮の後ろに映る図面がメカゴジラのものなのではないかといった分析があがり、一足先に公開された海外では、その姿が目撃された。

 そんなメカゴジラだけれど、そのデザインのコンセプトには、少し意外なキャラクターがいたよう。

メカゴジラはT-800に似ている?

 メカゴジラのデザインを手掛けたレガシー・エフェクツのジャレッド・クリチェフスキーによると、それはターミネーター!

 「『これはターミネーターでなければいけない』。これが、レガシー・エフェクツのトップであるジョン・ローゼングラントに会議で、参考画像を見ながら言われたこと」だと話すジャレッド。レガシー・エフェクツといえば、その前身は、『ターミネーター』の特殊メイクなどを手掛けた故スタン・ウィンストンのスタジオ。

 ジャレッドによると、レガシー・エフェクツで働くことでアンドロイドのT-800はなぜ怖いのかということについて学びが多かったそうで、それがメカゴジラのデザインにも役立ったという。また、生きているゴジラと対照的になるように、メカゴジラをデザインしたそう。

 人間の姿をしたロボットとゴジラの姿をしたロボットという2つとはいえ、そのコンセプトには似たものがあるよう。また、この話を聞いたあとにデザインを見ると、そのポーズも少しターミネーターっぽいような気も?

 日本のファンも早く見たい。『ゴジラ VS コング』は2021年5月14日に公開予定。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.