AmazonのAlexaと子供は仲良し
イギリスに住むカースティは、8歳のベラを育てるママ。ある日、ベラに寝る準備をさせていたところ、ベラがこんなことを聞いてきた。
なんで卓上ライトを買ったの?と。
これを聞かれたカースティは硬直してしまった。なぜなら、卓上ライトは、カースティがベラの誕生日プレゼントとして買ったものだったから!
でも一体どうしてベラは、カースティが買ったプレゼントを知っていたのか? カースティはすぐにこう思ったという。「アレクサにはめられた」。
デジタルネイティブはアレクサの操作なんて簡単
そう、ベラはアレクサの通知を聞いて、自分の誕生日プレゼントに母親が何を買ったかをすべて知ってしまったよう。カースティは英Ladbibleに、ベラはアレクサが通知を言い始めた時、すぐにそれが自分への誕生日プレゼントだとは気づかなかったと思うと話す。しかしその通知の中に、ルービックキューブなど、ベラが欲しがっていたものが並べば、子供でもその意味にハッとなるはず。
カースティは、買ったものを返品して別の誕生日プレゼントを買おうかとも考えたそうだけれど、ベラはすでに、自分が欲しいものが明確な年齢。別のプレゼントをふたたび準備するのは難しい。
カースティはベラに、通知を途中で「止めることもできたんだよ」と話すも、ベラは「それは考えなかった」とサラっとした態度。「もうサプライズはなくなっちゃったよ」と告げたところ、ベラは「それで大丈夫」と返答したそう。
しかしもちろん、親であるカースティはさらに別のプレゼントを買うつもりだという。この出来事が起こったのは4月18日で、ベラの誕生日は5月1日。ギリギリまだ時間があるタイミングだったのは不幸中の幸い。
アレクサとベラがグルになったと感じたというカースティは、「世の中の親たち。プレゼントをオーダーする時には、通知をオフにして。親が思うより子供たちは自分の行動の意味を理解してる」と、他の親たちに注意を呼びかけた。(フロントロウ編集部)