カランがキャメロンの死について語る
ディズニー・チャンネルの人気作品『ディセンダント』や『ジェシー!』などに出演し、俳優としての今後が楽しみにされるなか、2019年7月6日、睡眠中に持病のてんかんによる発作を起こして20歳の若さでこの世を去ったキャメロン・ボイス。
そんなキャメロンの突然の死を経験した、親友のカラン・ブラルが、キャメロンが亡くなってからの変化について語った。
キャメロンとカランは一緒に同居するほどの仲で、キャメロンの死後、映画『ヒュービーのハロウィン』にカランが出演したのだけれど、これもキャメロンの両親が代役として出演してほしいとカランに頼んで実現。さらにカランは、キャメロンとの2ショットをもとにしたデザインもタトゥーにしている。
これほどまでに仲が良かったキャメロンが亡くなった後のことについてカランは「キャメロンを失ったことで、僕の人生のすべての軸が変わってしまったと思う。それはバランスが崩れる経験だった」と明かしたうえで、「人生におけるある部分では、良い状態にシフトチェンジできた。もう少しはっきりと物事を見られるようになったし、しっかり物事と目を合わせることができるようになった」と悲観することだけではなかったとポッドキャストの『Empty Inside』で語った。
そしてカランは親友の死というつらい経験について、「不快でつらい思いをした場面もあったけれど、(この経験の)おかげで僕は自分自身を大切にすることができるようになったのだと思う」と、自分を大切にするきっかけにもなったと話した。
また、「キャメロンの死から僕が得ようとしていることの1つは、彼が望むような形で僕が自分を大切にすることだと思う」と言うように、自分を大切にして欲しいというのは、キャメロンの願いでもあったよう。
キャメロンの死から今年で2年。それぞれがキャメロンの死を乗り越えて前に進もうとしている。(フロントロウ編集部)