レオナルド・ディカプリオの『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
レオナルド・ディカプリオは、映画『タイタニック』をはじめ、『華麗なるギャツビー』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など、名だたる映画に出演してきた俳優。
2013年公開の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、レオナルドの代表作のひとつ。映画『タクシードライバー』のマーティン・スコセッシがメガホンを取り、共演には『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』やDC映画のハーレイクイン役として知られるマーゴット・ロビー、そして『スーパーバッド 童貞ウォーズ』のジョナ・ヒル、『ダラス・バイヤーズクラブ』のマシュー・マコノヒーなど、豪華キャストが参加した。
アメリカのウォール街を舞台に、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートのセンセーショナルな半生を描いた本作は、第86回アカデミー賞において作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞の5部門にノミネートされ、現在でも高い評価を得ている。
レオナルド・ディカプリオが見せた一面
そんなレオナルドが『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の撮影現場で見せた、「映画スター」としての素敵な一面を、ドラマ『ザ・ボーイズ』でストームフロント役を務めるアヤ・キャッシュが米Colliderのインタビューで明かした。
レオナルド・ディカプリオ=映画スターというイメージを持っていたため、撮影現場での態度や、セリフ覚えといった下準備については、「あまり高い期待はもっていない」というのが前印象だったというアヤ。
しかし撮影当日、まずアヤをびっくりさせたのが、レオナルドが撮影現場の全員の名前を覚えて撮影に参加したこと! さらに役の大きさ小ささに関係なく、“全員が仲間”という意識で包括的な態度で撮影に挑んでいたという。
「レオナルド・ディカプリオは映画スターですよね。私たちは、映画スターがどのように振る舞うのか、準備をするのか、あまり高い期待は持っていません。ですが彼は俳優です。彼はしっかり準備をしてきて、全員の名前を知っていて、親切で、プロ意識を持っていて、みんなのことを仲間だと思っていて、本当に驚かされました」と、アヤは今でもレオナルドに感銘を受けた様子で語った。
現場での素晴らしいプロ意識で、映画スターにつきまとうイメージを良い意味で裏切ったレオナルドだった。(フロントロウ編集部)