日差しが強くなるなか、気になるのが紫外線。自分ではちゃんと対策できているつもりでも、あるパーツだけ見落としていることが多いのだとか。プロが忘れてはいけないと語るそのパーツとは?(フロントロウ編集部)

紫外線ケアに油断は禁物

 紫外線から肌を守るため、顔や身体にしっかりと日焼け止めを塗っている人は多いと思うけれど、プロによると見落としがちなパーツがひとつあるという。そのパーツとは唇。

画像: 紫外線ケアに油断は禁物

 唇は、日焼け止めを塗っても飲食などで落ちやすいうえ、ほかの肌にくらべて紫外線ダメージが目に見えづらいこともあって、つい無防備になりがち。でも、じつはしっかりと紫外線対策をするべきパーツなのだという。ロンドンを拠点に活動する皮膚科医のヒバ・インジバル医師は、「多くの人が唇を紫外線から守ることを忘れているけれど、じつは唇も徹底的に紫外線対策をしたほうがいい」と英Stylistでコメント。

 唇の紫外線対策はなぜ大切なのか、オススメの対策方法とあわせてご紹介。

唇の紫外線対策が欠かせない理由

 唇も必ず紫外線対策をするべきなのは、ほかの部分の皮膚よりはるかにデリケートで、紫外線のダメージを受けやすいから。

画像: 唇の紫外線対策が欠かせない理由

 インジバル医師は、「顔の皮膚は10~20層もの角層細胞が重なっているのに対して、唇は3~5層とはるかに薄いため、いとも簡単に紫外線のダメージを受けてしまう」と説明。さらに唇は、皮膚を保護して水分を保つ皮脂膜も形成されにくいため、紫外線のダメージにさらされると、乾燥や荒れが起こりやすくなるという。

 さらに、唇にわずかに含まれるメラニンが紫外線によって活性化して、唇の色がくすんでしまう原因になることもあるそう。

SPF値の高いリップクリームを塗って

 紫外線のダメージから唇を守るには、やっぱり大切なのはUVカットができるリップクリームやリップバームを使うこと。しかも、ただUVカットできればOKではなく、できるだけSPF値の高いものを選ぶべきなのだという。

画像: SPF値の高いリップクリームを塗って

 インジバル医師は、「できるだけSPFの数値が高いリップクリームなどを使って、こまめに塗りなおすように心がけて」と話し、曇りの日や屋内にいる日でも忘れずに塗るようアドバイス。最近では、家の中にいても日焼け止めを塗るべきと言われているけれど、唇も同じく屋内にいても紫外線対策するべきパーツなのだそう。

 念入りに紫外線対策をしているつもりでも、忘れがちな唇。UVカットのリップクリームは、SPFの数値の差はもちろん、紫外線A波もカットするPA値の有無や色つきのものなどいろいろあるので、自分の唇に合うものを見つけてみては。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.