大人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズに登場するレティとミアが会話したことがなかったことに気がついていた?最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では、2人は会話して、絆を深めるということが判明した。(フロントロウ編集部)

『ワイスピ』レティ&ミア

 『ワイルド・スピード』は2001年から続く人気カーアクション映画で、日本のファンからは『ワイスピ』という愛称で親しまれている名作。9作目にあたる最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は2021年8月6日に日本全国で公開されることが決定しており、ますます目が離せない。

 そんな本作に登場するミアとレティは、本編で一度も会話したことがない。2人とも第1作目で登場し、ミアは主人公ドムの妹で、レティは元恋人、現在は妻。つまり、ミアとレティは義理の姉妹であるにもかかわらず、言葉を交わす描写はなかった。

『ワイスピ』レティとミアが会話する機会がなかった理由

 そんな事実について、ミアを演じるジョーダナ・ブリュースターは、「(レティを演じる)ミシェル(・ロドリゲス)は、『ねぇ、私たち、一緒のシーンを見たことがないよね。私たちはいつも男性陣の補佐的な立ち位置。私たちは交流しないの。私たちにはシスターフッド(※女性間の連帯)があるから、これを探求する必要がある』って感じだった」と米Insiderに語った。

画像: 『ワイスピ』レティとミアが会話する機会がなかった理由

 2人が会話したことがないのは、ある意味では仕方のないこと。というのも、2人とも2作目の『ワイルド・スピードX2』には出演していないし、その後の展開でもレティは「死んだ」ことになっていたり、敵になっていたりと、イレギュラーなポジションにいることが多かった。その後7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』で再び2人ともファミリーに戻ってきたものの、同作でブライアン役のポールが不慮の事故により死亡したことを受け、ミア役のジョーダナは8作目の『ワイルド・スピード ICE BREAK』には出演しなかった。

 このように、ストーリー上の都合も合わさり会話する機会がなかった2人の関係は、なんと9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では劇的な進展するという。

ミア&レティ、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では仲良しに⁉︎

 レティとミアは同じ画面上にいたことはあったけれど、会話をしたことがなかった。この状況を受け、監督のジャスティン・リンとレティ役のミシェルは、レティとミアの関係を強調することを意識したと、ミア役のジョーダナは米Insiderで語った。

画像: ミア&レティ、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では仲良しに⁉︎

 ジョーダナは、「(ミシェルとの関係を深掘りできることについて)このような機会を得られたことに本当に感謝しています。この探求がさらに続くことを願っています。なぜなら、そこには深堀すべきものがたくさんあるからです」と言い、続けて、「このフランチャイズは、常に多様性を表現してきました。また、ハリウッドが見ている世界ではなく、ありのままの世界を表現してきました。私たちは常に強い女性キャラクターを表現してきましたが、今回はそれをさらに強くしています」とコメントした。

 シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は2021年8月6日に日本全国で公開される。(フロントロウ編集部)

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