カスタマイズが売りのスタバ
本格派のコーヒーチェーンとして人気を博すアメリカ発のスターバックスは、そこで提供される飲み物や食べ物から、センスの良い店内の雰囲気まで、様々な理由から熱く支持されている。
また、スターバックスといえばカスタマイズという印象があるほど、多くの利用者がドリンクを自分好みにカスタムすることでも有名。そんなカスタムオーダーに対応できるバリスタのスキルはさすが。
ちなみに、スターバックスといえば緑のエプロンが思い浮かぶけれど、黒のエプロンは選ばれたバリスタした身につけられないもので、その実力を表している。
スタバのバリスタもさすがに困惑のオーダー
とはいえ、そんなスターバックスのバリスタであっても大変に感じるオーダーはあるもの。先日、アメリカのスターバックスで働く1人のバリスタがツイッターに投稿した写真が大きな反響を呼んでいる。
「本日の、なんでこの仕事を辞めたいのかというエピソード」。そんなコメントとともに公開された写真には、キャラメルクランチフラペチーノのオーダーの下に、なんと13ものカスタマイズリクエストが書かれたカップが。
ある意味、ここまで自分が求めている味が分かっているカスタマーもすごいけれど、あのシロップを5杯、あのシロップを7杯、などといった注文が13もあれば、“まじかよ…”と思ってしまう気持ちも理解できる。
このツイートは翌日までに30万以上のいいね、3万以上のリツイートがつくことになり、大拡散されることに。このバリスタは、現在はその投稿を削除したけれど、このツイートによって他のスターバックスのバリスタも、自分が経験した長いカスタムオーダーの写真を次々に投稿した。
バリスタたちが、自分たちが経験した迷惑オーダーの話で盛り上がることは過去にも多々起こっている。しかし今回は、元のツイートがあまりに拡散されたことで、カスタマイズを売りにするスターバックスがコメントを発表するまでの騒動となった。
「スターバックスで飲み物をカスタマイズすることや、カスタマーが求める正しい飲み物を作るバリスタのスキルは、これまでも、そしてこれからもスターバックスの中心です。スターバックスではカスタマーがお気に入りの飲み物に変更を加える多くの方法がありますし、ほとんどのカスタマイズはカスタマーの妥当なリクエストです」
(フロントロウ編集部)