シリーズ最新作『ミッションミッション:インポッシブル7』
危険なスタントであろうと、自ら体を張って挑むことで知られるトム・クルーズが、2021年11月に全米公開を予定している映画『ミッションミッション:インポッシブル7』の撮影は、キャリア史上最も危険を伴うものであったことを明かした。
米Empireとのインタビューで、数ヶ月のトレーニングを経て挑んだ撮影初日の出来事を語ったトム。バイクを使ったスタントについて、撮影用のヘリコプターによって起こされる強い風が、撮影を危険なものにしていたことを告白した。「風が強すぎると、スロープから吹き飛ばされてしまうんです」と、一歩間違えれば大怪我を免れない危険な撮影の様子を語った。
バイクを高速で走らせてバイクごと崖から飛び降りるという、高等テクニックに挑んだトムは、「ヘリコプター(を使った撮影)は問題でした。なぜなら、スロープを全速力で駆け下りているときに石にぶつかってしまうのが嫌だったからです。あるいは、私が変な方法で出発した場合、バイクはどうなってしまうか分からなかった」と言い、続けて、「スロープから出発して終えるまで6秒ありました。そしてバイクに絡まるのだけは避けたい。もしそうなったら、良い終わり方にはならなかったでしょう」とコメント。
これまでもありとあらゆる方法で、自分の限界を越えるようなスタントに挑んできたトムだけれど、次回作では、さらに危険なミッションに挑む様子が見られるという。そんな映画、『ミッション:インポッシブル7』は、2021年11月全米公開。(フロントロウ編集部)