紫外線に負けない!夏でも“うるツヤ髪”をキープする方法
紫外線といえば、肌の日焼け、シワ、シミなどの原因にもなるものというイメージを持つ人も多いと思うけれど、実は、頭皮や髪にも大きなダメージを与えるって知ってた?
とくに、髪は体のどのパーツよりも太陽に近い位置にあるため、紫外線ダメージをモロに受けやすく、夏になると「なんだか髪がパサつく…」と感じる原因のほとんどは、紫外線にあるとも言われている。にもかかわらず、肌ほど髪の紫外線対策を行なっている人は意外と少ないとプロは言う。
そこで、今回は気になる紫外線ダメージから頭皮や髪をしっかり守る3つのポイントと日焼けした際のケア方法を海外のエキスパートたちが紹介した。
ポイント1.UVスプレーで紫外線をブロック
日本にも店舗を構える世界的人気ヘアサロン「ウォーレン・トリコミ」の共同オーナーでヘアスタイリストのエドワード・トリコミによると、紫外線ダメージから髪を守る最も簡単な方法は、お出かけ前に「UVスプレー」を使うこと。
エドワードは「紫外線から髪を守りたいなら、常にUVプロテクタントスプレーを使うことをオススメする」と米Well + Goodでコメント。とくに、頭皮の日焼けも気になる場合は、UVスプレーと一緒に帽子やスカーフ、日傘などを使って直射日光を遮るのも良いそう。
ポイント2.プールや海に入る場合は、キャップをかぶるor髪をまとめる
夏のお出かけ以外にも気をつけたいのは、紫外線にさらされやすい海やプールに入るとき。
エドワードは「紫外線も海もプールの塩素も髪にダメージを与える」と話し、とくに、海水浴や塩素消毒されたプールで泳ぐ場合は、スイムキャップをかぶるか、髪を高い位置で束ねて、なるべく髪を濡らさないようアドバイス。紫外線ダメージと相まって、余計に髪がパサついてしまうのだとか。
やむを得ず髪が濡れてしまった場合は、塩素を含まないきれいな水でしっかりとすすぎ、濡れた状態のまま長時間放置せず、すぐに乾かしたほうがいいとも助言した。
ポイント3.紫外線ダメージはヘアマスクで補修
うっかり髪を日焼けをしてしまった場合は、髪のパサつきや色落ちがひどくなる前に、ヘアマスクやトリートメントでしっかり補修するのが鉄則。
なかでも、オススメなのは「タンパク質」を含んだヘアマスク。皮膚科医のウィルマ・バーグフェルド医師は「紫外線には、ケラチンと呼ばれる毛髪のタンパク質に損傷を与えるとされる。そのため、これらの紫外線ダメージから髪を回復させるには、タンパク質が豊富なヘアマスクを使うのがベスト」と米Bydrieで説明。とくに、頭皮にも髪にも優しい“植物性のタンパク質”を含む製品を選ぶべきともアドバイスした。
夏になると気になる髪の紫外線ダメージ。髪がパサパサになってしまう前に、適切な紫外線対策とヘアケアを行なって、艶やかで健康的な髪を手に入れてみて。(フロントロウ編集部)