2021年は『ワイルド・スピード』20周年
『ワイルド・スピード』は2001年から続く人気カーアクション映画で、日本のファンからは『ワイスピ』という愛称で親しまれている名作。
9作目にあたる最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、新型コロナウイルスによる影響を受け何度か公開延期の措置となったものの、現在は2021年8月6日に日本全国で公開されることが決定している。
そんな本シリーズは、2021年で第1作目の公開から20年目を迎える。街角でストリートレースをしながら輸送トラックを襲撃していたあの頃から、今では国際的に活躍をしているファミリー。彼らの長い旅路を振り返る号泣必至の動画が、公式より発表された。
動画は、「ゼロヨンだけに生きる人生」という、ヴィン・ディーゼル演じるドムのセリフから始まる。まずその時点で最高と言っても過言ではない。
それから、約20年前のものだと思われるヴィンや、レティ役のミシェル・ロドリゲス、ミア役のジョーダナ・ブリュースターへのインタビューが。その中でヴィンは「『ワイルド・スピード』はこの世界を正確に描いている。これは多くの人々が見たことのない文化だ」と語り、ミシェルは「仲間になりたい、カッコいい世界」、そしてジョーダナは「みんなが独自の視点を持っている多様なキャストが集まっている」と言っている。
そこからは、怒涛の懐かしすぎる映像の数々。まだ生きていた頃のブライアン役のポール・ウォーカーの姿や、背中合わせで戦うハンとジゼル、そして激しいカーアクションの数々…。『ワイスピ』スピリットの系譜を感じさせる素晴らしい映像。
全体を通してみると、『ワイルド・スピード』は出演しているキャストの人種が多様で、女性キャラクターの活躍も多く、20年間変わらずに時代の最先端を走り続けているシリーズだと感じさせる。
動画の最後には、最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』について語るミシェルとヴィン。ミシェルは、「この作品で起こるのは、『ちょっと待って…』って感じ。確実にシリーズのゲームチェンジャーになる」と、ヴィンは、「『ワイスピ』のファンたちは、これが自分たちの予想をすべてのチャプターで裏切ってくれる作品であることを初期のうちから分かっている。そうであっても、みんな全く予想がつかないことになるよ」とコメント。
そんなシリーズ最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2021年8月6日に日本全国で公開予定。(フロントロウ編集部)