大御所シンガーであるシェールの伝記映画が制作されることが、本人より発表された。(フロントロウ編集部)

シェールが伝記映画の制作を発表

 ここ数年ハリウッドではクイーンのフロントマンであるフレディ・マーキュリーを題材にした映画『ボヘミアン・ラプソディ』をはじめ、エルトン・ジョンを題材にした『ロケットマン』、アレサ・フランクリンを題材にした『リスペクト』、ビリー・ホリデイを題材にした『ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ』のほかにも、マリリン・モンローやホイットニー・ヒューストン、マドンナなど、人気アーティストや俳優たちの伝記映画の制作がちょっとしたブームに。

 そのほかにも続々と伝記映画の制作が発表されるなか、今回は大御所シンガーで俳優であるシェールの伝記映画が制作されることが決定した。

 シェールといえばソニー・ボノと結婚してユニットとしてデビューすると楽曲「アイ・ガット・ユー・ベイブ」が大ヒットし、その後ソロに転身してもアルバム『ビリーブ』がメガヒットを記録。さらにシェールはシンガーだけでなく俳優にもチャレンジしており、映画『バーレスク』や『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』といったヒット作に出演し、グラミー賞、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞などを受賞し、ショービズ界の女王という異名をほしいままにした。

画像: シェールが伝記映画の制作を発表

制作陣はシェールの友人

 そんなシェールの伝記映画は、オスカー受賞者でこれまで『フォレスト・ガンプ』や『アリー/スター誕生』などの脚本を書いたシェールの友人であるエリック・ロスが脚本を務め、『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』以来仲を深めたジュディ・クレイマーとゲイリー・ゴーツマンがプロデューサーとして名を連ねる。

画像: 制作陣はシェールの友人

 シェールは自身の伝記映画が制作されることをツイッターで自ら発表しており、発表する前には「もしかしたら、あなたは私が思うほど素晴らしいとは思わないかもしれない。でも、私はあなたに約束する。いつの日かあなたはそう思うでしょう」とシェールらしい言葉を並べて制作決定を発表したあとに、「ひどい頭痛に襲われた。興奮しすぎちゃったのかもね」、興奮のあまり体に異変をきたしたとツイートした。

 気になるのはシェールを演じる俳優。果たしてどの俳優がシェールの役を射止めることとなるのだろうか。(フロントロウ編集部)

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