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2021年7月30日に公開となる、傑作ブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品『イン・ザ・ハイツ』の魅力をネタバレなしでご紹介!(フロントロウ編集部)

ブロードウェイ・ミュージカルの映画化『イン・ザ・ハイツ』

 全米の名だたるマスコミがこぞって「今年最も観たい映画」に挙げる全世界注目の話題作『イン・ザ・ハイツ』が、7月30日に日本公開となる。

 『イン・ザ・ハイツ』は、ピューリッツアー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞などを受賞し、エンターテイメント業界にその名を轟かすブロードウェイ・ミュージカル『ハミルトン』の原作者である、リン=マニュエル・ミランダが生んだ傑作ブロードウェイ・ミュージカル。リンは、映画版で脚本を務めている。

 6月に公開となるアメリカでは、はやくも絶賛の声が多数挙がっており、一足先に試写で鑑賞したシンガーのアリアナ・グランデは、自身のInstagramストーリーズに「この映画がなぜこんなに美しく完璧なのかが理解できないくらい。驚くほどの出来栄え。とてもとても、美しい」と大絶賛のコメントを投稿した。

 歌、ファッション、ダンス…全てが鳥肌モノの本作は、夢や希望を見失いがちな新型コロナ禍で、見逃せない傑作。楽しいばかりではない時代を生きる現代人が生きるためのヒントが詰まっている。

『イン・ザ・ハイツ』のあらすじ

 『イン・ザ・ハイツ』は、NYの一角にある「ワシントンハイツ」という場所に住むヒスパニック系住民の日々を鮮やかに描いた一作。主人公は、ドミニカ系移民のウスナビ。彼は両親の遺した商品雑貨店を守りながら、ドミニカで暮らす事を夢見ている。

 そんな彼と街の住民が直面するのは、生きていくには厳しすぎる現実。貧困、人種や性差別、移民問題など、簡単には超えられない問題にぶち当たってしまう。ミュージカルが原作の本作は、歌とダンスに溢れており、どの曲も、陽気で元気が出るものばかりだけれど、その歌詞には「信じられないが、どうにか生きてる」や、「寝ずに頑張っちゃいるが、手取りは少ない」など、苦悩がつづられている。

 さらに、そんな彼らを襲うのは、一帯を巻き込んだ大停電。何日も続く混乱と不安の末、ウスナビはあることを決断する…。

『イン・ザ・ハイツ』の見どころ

 本作イチオシのポイントは、様々な問題を浮き彫りにするキャッチーなミュージカルナンバー。日本からは遠く離れた場所が舞台の話のはずなのに、世界共通の「悩み」が存在することを理解させてくれるだけではなく、夢を持つ全ての人が共感できるような様々なメッセージも込められていて、不思議とポジティブな気持ちが湧いてくる。

 また本作は、世界的に不安定な状況が続いているコロナ禍の現状を、どういうマインドで生き抜いていけばいいかという「生きるためのヒント」を与えてくれるのも見どころのひとつ。選択の連続である人生をドラマチックに描き出していて、勇気を与えてくれる。

 そんな映画『イン・ザ・ハイツ』は、7月30日に日本公開。全ての要素が鳥肌モノの本作は、夢や希望を見失いがちな新型コロナ禍で、見逃せない一作!(フロントロウ編集部)

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