Disney+ (ディズニープラス)のドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』で主演を務めながら、シンガーとしても大ブレイクを果たしたオリヴィア・ロドリゴが、セレーナ・ゴメスやマイリー・サイラスら2000年代のディズニー・チャンネル出身スターたちと自身を比較する声についてコメントした。(フロントロウ編集部)

ディズニーの番組への出演でその名前を広めたオリヴィア・ロドリゴ

 5月21日にシンガーとして待望のデビューアルバム『サワー』をリリースしたオリヴィア・ロドリゴ。今年1月にリリースしたデビューシングル「ドライバーズ・ライセンス(drivers license)」が、“初登場から8週連続全米シングル・チャートで1位”を獲得するという史上初の記録を達成し、シンガーとして最も将来を期待される1人となったオリヴィアだけれど、オリヴィアがその名前を最初に広めることになったのは、ディズニーの番組への出演がきっかけ。

画像: ディズニーの番組への出演でその名前を広めたオリヴィア・ロドリゴ

 2015年公開の映画『An American Girl: Grace Stirs Up Success(原題)』でいきなり主役として俳優デビューを果たしたオリヴィアはその後、2016年にディズニー・チャンネルのオリジナルドラマ『やりすぎ配信! ビザードバーク』でメインキャストの1人であるペイジ役に抜擢。2019年には、Disney+ (ディズニープラス)のドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』で主役であるニニ役の座を射止め、さらにその名前を広めることになった。『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』は、5月21日より日本でシーズン2の配信もスタートしている。

ディズニー出身スターたちとの比較にコメント

 デビューアルバム『サワー』のリリースに際して米Nylonのインタビューに応じたオリヴィアは今回、そのなかで、マイリー・サイラスやデミ・ロヴァート、セレーナ・ゴメスといった、ディズニー・チャンネル出身の2000年代のシンガーたちと自身を比較する質問に回答している。

画像: 映画『キャンプ・ロック』シリーズでブレイクしたデミ(左)、ドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』シリーズでブレイクしたマイリー(中央)、ドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』でブレイクしたセレーナ(右)。

映画『キャンプ・ロック』シリーズでブレイクしたデミ(左)、ドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』シリーズでブレイクしたマイリー(中央)、ドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』でブレイクしたセレーナ(右)。

 インタビュアーから、“2000年代にディズニー・チャンネルの番組からシンガーとしてデビューした人たちは、その音楽もディズニーの作品とひと繋ぎになっているような印象があったものの、オリヴィアの音楽からはそのような印象を受けない”と話を振られると、「クラシックな『ディズニー・ポップ・ガール』の典型的なイメージについては理解してる」と、ディズニー・チャンネル出身のシンガーたちにそのようなイメージがあることは分かるとしたオリヴィア。

 その上で、「私の音楽は紛れもなく、自分の俳優としてのキャリアとは異なっていて、それはある意味で、私がずっと夢に見てきたことでもあるの。『drivers license』をリリースした時に、いろいろな人たちから『このオリヴィア・ロドリゴという女の子のことは知らないけど、この曲は最高』っていうことを言ってもらえたの。それは私がずっと夢見てきていたことでね。というのも、私はソングライターとしてきちんと見てもらいたかったから」と、俳優としてのキャリアとは異なるところで、自分をソングライターとして評価してもらえていることを嬉しく思っていると語った。

 「drivers license」には、「'Cause I still fuckin' love you, babe(まだあなたを愛してるから)」というフレーズが登場するのだけれど、この歌詞について、「人からはよく、『自分はディズニー・スターではないということを示すために、『drivers license』に『fuck』という単語を入れたの?』ということを言われる」とオリヴィア。そうした噂については、「そう思ってもらえるのはクールだけど、私はただ、自分が情熱を注げるような大好きな音楽を作っているだけ。これが私だということ。汚い言葉だって話す」と語り、ディズニー俳優としてのイメージとは関係なく、あくまでも自分を表現しているに過ぎないと語った。

 オリヴィアはこの質問への回答を次のように締めくくっている。「もし私が、自分の心を打ち明けることを恐れない次世代のポップスターを先導しているのだとしたら、それはとてもクールなこと。あくまで、私は自分らしくやっているだけなんだけどね」。(フロントロウ編集部)

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