※この記事には、『セックス・エデュケーション』シーズン2のネタバレが含まれます。
『セックス・エデュケーション』で何が起こった?
これまでにシーズン2までが配信されているNetflixの大ヒットドラマ『セックス・エデュケーション』は、2021年3月にシーズン3の撮影が完了。現在はポストプロダクションに入っており、多くのファンがその配信を待ち望んでいる。
シーズン2の終わりを考えると、シーズン3で気になる点として真っ先に頭に浮かぶのはオーティスとメイヴ、そしてアイザックの関係がどうなるかということ。また、エリックとアダムも気になるところ。
しかし、最も大きな出来事が起こったのは、オーティスの母ジーンだと言える。なぜなら、妊娠が発覚したのだから。
ジーン役のジリアン・アンダーソンと、エリック役のチュティ・ガトヮ。
ジーンは妊娠しても変わらない
元夫レミとの再会、恋人であるヤコブとの別れを経てから発覚した妊娠に、ジーンはもちろん動揺していた。産む選択をするのかどうかすら不明だったけれど、『セックス・エデュケーション』の衣装スタイリストであるローザ・ディアスによると、ジーンは授かった赤ちゃんを産む決意をしたよう。
だからといって、スタイリッシュなジーンのファッションに大きな変化はないという。ローザは英Metroに、ジーンの衣装についてこう話した。
「突然彼女らしくないものを着だしてほしくなかった。女性は妊娠すると突然楽な服を着るようになって、それまでのスタイルがなくなり、俗にいうママっぽい感じになるという考えがある。現実に、人が妊娠して出産した後にはそういうこともある。でも私はノーって感じだった。そうならなくていけないわけではない。
素敵に見えることができる。そうスタイルを作りあげるべき。だから、“妊娠しているように見えて、ある箇所ではすごく妊娠しているように見えなきゃいけない”というジーンには、“彼女はとても強いから、彼女のスタイルや役柄を持ち続ける”ということが不可欠だった」
ジーン・ミルバーン博士としてティーンエイジャーから大人まで、多くの人の性の相談にのる大人な女性であるジーンは、妊娠中も彼女らしくいるよう。
オーティスたち高校生世代からジーンたち大人世代まで、多くのキャラクターが変化や成長を見せてくれる『セックス・エデュケーション』シーズン3は、現在ポストプロダクションに入っている。(フロントロウ編集部)