アリアナ・グランデのウェディングルックから消えたもの
5月15日に行なわれた、夫で不動産エージェントのダルトン・ゴメスとの自宅ウェディングでの写真を公開し、世間をウットリさせたアリアナ・グランデ。
“ウェディングドレスの女王”ことデザイナーのヴェラ・ウォン(Vera Wang)が手がけたカスタムドレスに、憧れの俳優オードリー・ヘップバーンが主演作『パリの恋人』で見せたルックをお手本にしたという、リボンつきのベールを身にまとったアリアナの花嫁姿は、まるでおとぎ話に登場するプリンセスのようだとファンたちに絶賛された。
しかし、そんな晴れの日のルックから“あるモノ”が忽然と姿を消していたことに、あなたは気づいただろうか?
露出度が高めのアリアナのウェディングドレスをいま一度見てみると…。腕や肩に入っているはずのタトゥーが消えている!
体の至る所に小さなものから大きなものまで50個以上のタトゥーが入っているアリアナといえば、腕には、2018年に入れたジブリ映画『千と千尋の神隠し』の主人公である千尋(ちひろ)のタトゥーや、ひらがなで「うたいましょう」と書かれたタトゥー、2019年に入れたポケモンのお気に入りキャラクター、イーブイのタトゥーといった日本にちなんだタトゥーが彫られていることで知られる。
さらに、2020年の5月には、アリアナにとっては最も大きいサイズのタトゥーである2匹の蝶を象ったタトゥーの完成形をお披露目したけれど、ダルトンとの結婚式の写真では、これらのタトゥーが確認できない。
どうやら、アリアナはウェディングドレスの美しさを最大限に活かすため、肩や背中に入ったタトゥーの多くをメイクで隠して式に臨んだよう。
ただし、大ファンを公言している俳優のジム・キャリーの主演映画『トゥルーマン・ショー』の主人公の口癖「In case I don't see ya good afternoon good evening and good night! (おはよう! そして会えない時のために、こんにちはとこんばんは!おやすみ!)」を引用した背中のタトゥーや手元に入ったたくさんのタトゥーは消さなかった。
どのタトゥーを消して、どのタトゥーを残すかという判断基準は曖昧だけど、隠されてしまったタトゥーの多くが日本に関連するものだという点は、日本のファンとしてはちょっと寂しいところ。
この日のアリアナのウェディングメイクを担当したのは、普段から指名しているメイクアップアーティストのアッシュ・K・ホルム。アリアナのトレードマークとなっているキャットアイラインをポイントにしつつ、ヌード系のスモーキーアイにブラウンがかったリップ、チークで90年代風のマットなメイクに仕上げた。(フロントロウ編集部)