テイラー・スウィフト、“超極秘作”に出演決定と報道
シンガーのテイラー・スウィフトが、映画『世界にひとつのプレイブック』(2012年)や映画『アメリカン・ハッスル』(2013年)で知られるアカデミー賞常連のデヴィッド・O・ラッセル監督の新作映画に出演すると米Colliderがプロジェクトに精通する関係者の証言を伝えた。
DCコミック映画『スーサイド・スクワッド』とそのスピンオフ作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』でハーレイ・クインを演じたマーゴット・ロビーや映画『フォードvsフェラーリ』のクリスチャン・ベール、映画『TENET テネット』で主演を務めたジョン・デヴィッド・ワシントンらが出演する同作は、あらすじはもちろんタイトルすらも明かされていない超極秘作。
フロントロウでは、2月上旬にロサンゼルスの路上で行なわれた撮影の模様をお伝えしたが、その後も、『アムステルダム』というワーキングタイトルのもと密かに制作が進められていることや、「とある医師と弁護士が思いもよらぬパートナーシップを結ぶことになる」という、ものすごくざっくりとした設定、そして、下記の実力派キャストたちが出演するという情報しか明かされていない。
ロバート・デ・ニーロ(映画『アイリッシュマン』)
マイク・マイヤーズ(映画『オースティン・パワーズ』)
ラミ・マレック(映画『ボヘミアン・ラプソディ』)
ゾーイ・サルダナ(映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』)
アニャ・テイラー=ジョイ(ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』)
クリス・ロック(ドラマ『ファーゴ』)
マイケル・シャノン(映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』)
ティモシー・オリファント(映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)
アンドレア・ライズボロー(ドラマ『ブラックミラー』)
マティアス・スーナールツ(映画『オールド・ガード』)
アレッサンドロ・ニヴォラ(映画『アメリカン・ハッスル』)
主演のマーゴットをはじめとするキャストたちがそれぞれどんな役どころを演じるかは現時点では未発表。そのため、新たに起用が報じられたテイラーが演じるキャラクターについても、もちろん明かされていない。
テイラーが映画に出演するのは、2019年に公開されたミュージカル映画『キャッツ』に続いて5作目。『ジョナス・ブラザーズ ザ・コンサート 3D』(2009年)、『ミス・アメリカーナ』(2020年)といったドキュメンタリー作品やアニメ『ロラックスおじさんの秘密の種』の声優もカウントすると8作目となる(※)。
※テイラーはこのほかにも「レピュテーション・スタジアム・ツアー」の模様を収めたNetflixのコンサートフィルムやアルバム『フォークロア』のスタジオセッションを収めたディズニープラスの『olklore:ロングポンド・スタジオ・セッション』が公開されている。
ラッセル監督にとっては、ジェニファー・ローレンス主演の映画『ジョイ』(2015年)以来、約6年ぶりの作品となる今回の映画。正式発表ではないが、すでに米Deadlineを通じてアナウンスされていた豪華キャストたちにくわえて、音楽界の大スターであるテイラーまでキャスティングされたとなると、早くもヒットの予感。The Hollywood Reporterは同作の撮影はすでに終了しているとも伝えている。(フロントロウ編集部)
※記事公開後に一部情報を追記しました。