アメリカのスターバックスで働くバリスタが公開した1つの映像が話題。いつも味が違うと思ったら、そこにはこんな裏事情があるのかもしれない。(フロントロウ編集部)

米スターバックスで材料不足の問題発生

 アメリカで誕生し、現在は世界中で愛されるスターバックスは、その本格派のドリンクが人気。チェーン店であることで、どこの店舗に入っても同じ味が楽しめることも、ある種の信頼に繋がっている。

 しかし、この店舗で頼んだドリンクは、なぜだか味が違う? そんな経験をしたことがある人もいるかもしれないけれど、そこには、こんな理由が隠されていたのかもしれない。

 アメリカのスターバックスで働く1人の女性がTikTokに公開した映像が話題になっている。そこで彼女が映し出したのは…、一般的なスーパーで購入したレモネードとシロップ!

@torivile

ice in the toddy bc no ice bucket / store bought lemonade and syrups?¿ #starbucks #fyp

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 こだわりのあるスターバックスが、なぜスーパーで材料を買い出ししているのか?

 じつはここ数ヵ月、スターバックスは材料不足に直面している。4月には、スウェーデンのブランドOatlyのオーツミルクを取り扱い始めたことで、ブラウンシュガー・オールミルク・エスプレッソとハニー・オーツミルク・ラテが大流行。その結果、スターバックスの各店舗でオーツミルクが不足する事態となった。

 しかし、アメリカのスターバックスにおける材料不足はオーツミルクに限った話ではないよう。米Insiderにアラバマ州やルイジアナ州など、各地のスターバックスで働くバリスタたちが話したところによると、シロップや食べ物、そしてコップなど、様々な物が不足しているそう。また、スターバックスもいくつかの食材が不足していることを認め、可能な限り早く食材調達を行なうとコメントしている。

 専門家によると、新型コロナウイルスがサプライチェーンに影響を与えており、これは2022年初めまで続くと見られるという。

 常に欠品しているわけではなくとも、お目当ての物が手に入りづらいという状況は続きそう。なんだかいつもと味が違うなと思ったら、裏ではこのような状況になっているのかもしれない。

(フロントロウ編集部)

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