パンデミックの影響でなかなかライブに行けない今、歌声から生き方まで何もかもがパワフルな歌姫ピンク(P!NK)の豪快パフォーマンスをチェックして久々にライブの興奮を味わってみない?(フロントロウ編集部)

唯一無二のポップアイコン、ピンクの圧巻ライブパフォーマンス

 飾らない“姉御肌”キャラクターと、ありのままの心を歌った等身大な歌詞、パワフルさとせつなさを併せ持つ唯一無二の歌声で世界中のファンたちから愛されているシンガーのピンク(P!NK)。

 全世界トータル・アルバム・セールス6,000万枚超え、シングル・セールス1億3,000万枚超えを誇る、現代音楽界を代表する歌姫の1人であるピンクは、これまでにグラミー賞3冠、ビルボード・ミュージック・アワード 3冠、MTV VMA 6冠を獲得。さらに、2021年5月に行なわれたビルボード・ミュージック・アワードでは、特別功労賞にあたる「アイコン・アワード」を受賞し、スティーヴィー・ワンダーやプリンス、セリーヌ・ディオン、シェール、マライア・キャリー、ジャネット・ジャクソン、ジェニファー・ロペスといったそうそうたるアーティストたちと肩を並べた。

画像: 唯一無二のポップアイコン、ピンクの圧巻ライブパフォーマンス

 そんなピンクにとってキャリア史上最大のヒットとなったワールドツアーの模様やその裏側を追ったドキュメンタリー映画『P!NK: オール・アイ・ノウ・ソー・ファー』がAmazon プライム・ビデオで独占配信中。そして、同ツアーの中から厳選されたライブ音源をまとめた最新ライブ・アルバム『オール・アイ・ノウ・ソー・ファー: セットリスト』(国内盤)が6月16日(水)にリリースされた。

 世界屈指のエンターテイナーであるピンクの魅力といえば、得意のアクロバット技を駆使し、ステージはもちろん空中をも縦横無尽に飛び回る、まるでサーカスのようなライブパフォーマンス。見る人を圧倒し、別世界へと誘ってくれる、芸術的なパフォーマンスの数々をプレイバック!


「ソー・ホワット」
姐さんが街で大暴れ ガラスがパリーン!爆発バーン!

 2008年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでは、自身初となる全米シングルチャート1位を獲得した「ソー・ホワット」を披露。凝り固まった常識を押しつけようとする世間に「So What? (だから何? )」と宣戦布告する挑発的な楽曲に合わせて、街を再現したセットでやりたい放題のピンク。

 命綱なしで布を伝ってビルから降下したり、勢いよく工具を投げつけた窓がパリンと割れたり、ドラム缶が突然バーンと爆発したりとサプライズが満載。最後にはファンたちが待つ広場に設置されたステージで炎をバックに熱唱。


「ウォーク・オブ・シェーム」
中盤からの宙吊りパフォーマンスに脱帽

 2013年2月からの約1年間で142公演を敢行した『ザ・トゥルース・アバウト・ラヴ・ツアー』。ピンクにとってキャリア6度目となった同ツアーは「ライブに足を運んだ観客たちはみんなスキップをして会場を後にするはず」(米The Mercury News紙)、「ピンクは現代のポップシーンにおいて、おそらく最も優れた才能と想像力、そして身体能力を兼ね備えたパフォーマー」(米The Los Angeles Times紙)と批評家たちからも絶賛の嵐だった。

 そんな記憶に残るツアーの目玉ともなったのが、アルバム『トゥルース・アバウト・ラブ』に収録された「ウォーク・オブ・シェーム」のパフォーマンス。まるで家族のように信頼し合っているダンサーやバックバンドのメンバーたちとの和気あいあいとした雰囲気にくわえて、いまやピンクのライブの定番ともなった中盤からの宙づりパフォーマンスに注目!


「トライ」
どんなに難易度が高いダンスでも歌声はブレない!

画像1: 「トライ」 どんなに難易度が高いダンスでも歌声はブレない!
画像2: 「トライ」 どんなに難易度が高いダンスでも歌声はブレない!

 ピンクがコンテンポラリーダンサーとしての才能を見せつけたのが、2012年に行なわれた第40回アメリカン・ミュージック・アワードでの「トライ」のパフォーマンス。

 失恋の悲しみや孤独、そこから立ち直る勇気について歌った同曲のミュージックビデオを再現したステージでは、振り付けを担当したブロードウェイダンサーのコルト・プラテスと情感たっぷりのダンスを披露した。激しい振り付けをこなしながらも、歌声が一切ブレないピンクの超人的な能力には世間から驚きの声が。


「ジャスト・ライク・ファイア」
見た後の満足感がすごい!起承転結のあるパフォーマンス

 2016年のディズニー実写版映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の主題歌としてリリースされた「ジャスト・ライク・ファイア」を披露した同年のビルボード・ミュージック・アワードでは、ティム・バートン監督が手がけた映画の世界観にインスピレーションを得たダークファンタジーがテーマのパフォーマンスに挑戦。

 歌唱力を存分に発揮した冒頭でのアカペラにはじまり、お家芸となった空中演舞、ステージでの覇気あふれるダンス、そして終盤では時計の針を象ったブランコに乗り、燃えさかる巨大時計の前でフィニッシュ! 盛りだくさんな内容で現在もファンたちのお気に入りパフォーマンスの1つに数えられている。


「ビューティフル・トラウマ」
どうなってるの⁉ 高層ビルの外壁で宙づりパフォーマンス

画像1: 「ビューティフル・トラウマ」 どうなってるの⁉ 高層ビルの外壁で宙づりパフォーマンス
画像2: 「ビューティフル・トラウマ」 どうなってるの⁉ 高層ビルの外壁で宙づりパフォーマンス

 2017年にリリースした同名アルバムからのリードシングルとなった「ビューティフル・トラウマ」を披露した2017年のアメリカン・ミュージック・アワードでは、なんと、ロサンゼルス・ダウンタウンにある高層ホテル、JWマリオット・ホテルのガラス張りの外壁を舞台に!

 空中パフォーマンス集団のBANDALOOP(バンダループ)と一緒に宙づりで幻想的な無重力ダンスをやり遂げて視聴者たちの度肝を抜いた。


「ウォーク・ミー・ホーム~ホワット・アバウト・アス メドレー」
一瞬たりとも飽きさせないロングメドレー

 2019年のブリット・アワードで音楽業界への目覚ましい貢献を称える「アウトスタンディング・コントリビューション・トゥー・ミュージック賞」を受賞したピンクは、歴代のヒット曲を織り交ぜた5曲のメドレーを披露。

 11分半におよぶロングパフォーマンスでは、楽屋から「ウォーク・ミー・ホーム」を歌いながら出てきたピンクが、ダンサーたちやバックバンドのメンバーを引き連れてステージへと向かうといった舞台裏での“いつもの風景”を再現した演出からスタート。威風堂々の「ジャスト・ライク・ファイア」に続き、しっとりとした「ジャスト・ギヴ・ミー・ア・リーズン」では英ロックバンド、バスティルのフロントマンであるダン・スミスとの一夜限りの特別コラボを披露すると、「トライ」ではステージ上に出現した巨大な滝をスクリーンにプロジェクションマッピングを取り入れた。

 最後のナンバーとなった「ホワット・アバウト・アス」では、社会風刺的メッセージを込めた楽曲にちなみ、新聞記事プリントの衣装を身につけたダンサーたちやデモに参加する若者たちの映像をバックに力強い歌声を響かせて観客たちの心に訴えた。


「カヴァー・ミー・イン・サンシャイン」
愛情あふれる親子パフォーマンスに感動

画像1: 「カヴァー・ミー・イン・サンシャイン」 愛情あふれる親子パフォーマンスに感動
画像2: 「カヴァー・ミー・イン・サンシャイン」 愛情あふれる親子パフォーマンスに感動

 2021年2月に夫で元モトクロスレーサーのケアリー・ハートとの第1子のウィロー(10)との親子デュエット曲「カヴァー・ミー・イン・サンシャイン」をリリースしたピンクは、アイコン・アワードを受賞した2021年のビルボード・ミュージック・アワードで披露したメドレーの中でウィローと一緒に初パフォーマンス。 

 このステージでは、なんとウィローもピンクと一緒に宙づりパフォーマンスに挑戦。2人で一生懸命練習したであろう“スゴ技”を決めるたびに会場から歓声が沸き起こった。母と子の絆を感じさせるピンクとウィローの演技中の表情や、自分の出番が成功したことにホッとして思わず飛び跳ねて喜ぶウィローの可愛らしいリアクションも印象的。

 ピンクはこの日のメドレーのなかで、映画のテーマソングでもある「オール・アイ・ノウ・ソー・ファー」や「ソー・ホワット」、「フー・ニュー」、「ジャスト・ライク・ア・ピル」、「ジャスト・ギブ・ミー・ア・リーズン」も披露した。


アーティストとして母として…
ピンクの素顔が見えるドキュメンタリー映画が配信

 ライブパフォーマンスに定評があり、ステージを任せれば、絶対に何か斬新で素晴らしいことをやらかしてくれるピンク。

 Amazon プライム・ビデオで5月21日から配信されているドキュメンタリー映画『P!NK: オール・アイ・ノウ・ソー・ファー』は、ピンクが最新アルバム『ビューティフル・トラウマ』を引っ提げて、イギリス・ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催した2019年のツアー公演の模様をベースに制作されたもの。監督は映画『グレイテスト・ショーマン』や『ロケットマン』を手がけたマイケル・グレイシーが務めた。

 同作では、圧巻のパフォーマンスが仕上がるまでの舞台裏や「ライブに来たファンたちには何が何でも満足して帰ってほしい」と情熱を燃やすピンクのアーティストとしての顔はもちろん、夫ケアリーと協力してウィローと第2子のジェイムソン(2)の育児に奮闘しながらツアーを両立する母としての一面など、完全にプライベートなピンクの素の姿を見ることができる。


ド迫力のライブ音源や貴重なカバー曲も!
ライブアルバム『オール・アイ・ノウ・ソー・ファー: セットリスト』がリリース

 ドキュメンタリー映画『P!NK: オール・アイ・ノウ・ソー・ファー』の公開に合わせて、ウェンブリー・スタジアムでのライブ音源やシングル化されていない貴重なカバー曲などを収めたサウンドトラック『オール・アイ・ノウ・ソー・ファー: セットリスト』がリリース。

画像: ド迫力のライブ音源や貴重なカバー曲も! ライブアルバム『オール・アイ・ノウ・ソー・ファー: セットリスト』がリリース

 ツアーで披露した計12のヒット曲のライブ音源にくわえて、娘ウィローとのデュエット「カヴァー・ミー・イン・サンシャイン」や、夫のケアリーやピンクが敬愛する大御所シンガーのシェールらがサプライズ出演した、ピンクの半生をダークユーモアたっぷりなおとぎ話風に表現したミュージックビデオも話題の新曲「オール・アイ・ノウ・ソー・ファー」も収録。

 さらに、これまでシングル化されなかった、ライブでしか披露したことがないカバー曲や2017年の MTVビデオ・ミュージックアワードで最高栄誉/特別賞であるマイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード・アワードを受賞した際にウィローに贈った感動のスピーチ音源なども収められている。

 パンデミックの影響でライブに行くのが難しい日々が続くなか、ドキュメンタリー映画とあわせて絶対に聴いておきたい臨場感たっぷりの1作。


<アルバム情報>
ピンク 『オール・アイ・ノウ・ソー・ファー: セットリスト』
P!NK|『All I Know SoFar: Setlist』
2021年6月16日(水) 国内盤リリース
海外発売日&配信5月21日(金) / 輸入盤5月28日(金)
SICP-6383 / ¥2,640税込
国内盤のみジュエル・ケース仕様
【先着購入特典】オリジナルポストカード(特典がなくなり次第終了)

購入はコチラから。

<収録曲>
1ジャスト・ライク・ア・ピル (ライブ)
2. フー・ニュウ (ライブ)
3.ファンハウス/ジャスト・ア・ガール (ライブ)
4.リヴァー (ライブ)
5.ジャスト・ギヴ・ミー・ア・リーズン (ライブ) feat. ネイト・ルイス
6.タイム・アフター・タイム (ライブ)
7.ウォーク・ミー・ホーム (ライブ)
8.アイ・アム・ヒア (ライブ)
9.フxxキン・パーフェクト (ライブ)
10. MTVビデオ・ヴァンガード・アワード・スピーチ
11.キャッシュ・キャッシュ・リミックス・イントロ/ホワット・アバウト・アス (ライブ)
12.カヴァー・ミー・イン・サンシャイン
13.オール・アイ・ノウ・ソー・ファー
14.ボヘミアン・ラプソディ (ライブ)
15.ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ (ライブ)
16.ソー・ホワット (ライブ)


Photo:ゲッティイメージズ,Instagram

(フロントロウ編集部)

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