カマラ・ハリス米副大統領が、現職の副大統領として初めてプライド月間のパレードに参加した。(フロントロウ編集部)

カマラ・ハリス副大統領がプライド月間のイベントに参加

 アメリカのカマラ・ハリス副大統領が、先日、ワシントンD.C.で開催されたLGBTQ+の権利尊重を訴えるプライド月間のイベント「Capital Pride Walk(キャピタル・プライド・ウォーク)」に夫で弁護士のダグ・エムホフ氏と一緒に参加した。現職の副大統領がプライド月間のパレードに参加するのは初めて。

 米Insiderによると、ハリス副大統領は「Love Is Love(愛は愛)」、エムホフ氏は「Love First(愛が最優先)」というスローガンが書かれたTシャツを着て、ほかの参加者とともに「ハッピー・プライド!」と唱えていたそう。

画像1: カマラ・ハリス副大統領がプライド月間のイベントに参加

 また、このイベントでスピーチを行なったハリス副大統領は、今年2月にアメリカ合衆国下院で可決されたLGBTQ+の人々を差別から守るための「平等法(Equality Act)」が、上院でも可決となるよう求めると同時に、「トランスジェンダーのコミュニティや若者たちが保護されるようにしなければなりません。依然として多くの人たちが雇用や住居の保護を必要としています。このほかにもまだやるべきことはたくさんありますが、私たちは全力を尽くします」と、トランスジェンダーへの支援も口にした。

画像2: カマラ・ハリス副大統領がプライド月間のイベントに参加

 バイデン・ハリス政権は、LGBTQ+コミュニティを政府として全面的にサポートすることを度々表明しており、今年の6月初め、ホワイトハウスは「自分が誰であるか、そして誰を愛しているかという理由で、差別やハラスメントを受けるべきではありません。「ジョー・バイデン大統領は全米のLGBTQ+の人々を支持しており、すべてのアメリカ人が完全に平等になるために戦い続けます。そのなかには、米国上院が平等法を可決し、これまでずっと後回しにされてきた公民権保護をLGBTQ+の人々とその家族に提供するよう、働きかけることも含まれます」という声明を出している。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.