リアーナ監修「お尻の割れ目を魅せるレギンス」が物議を醸す
監修コスメブランド、Fenty Beauty(フェンティ・ビューティー)やスポーツブランドPUMA(プーマ)とのコラボを軒並み成功へと導いてきたシンガーのリアーナが、どんな人種や体型、ジェンダーの人にも自由に平等にセクシーさを表現して欲しいというポリシーのもと、多様性や包括性を重視して2018年にローンチしたランジェリー&ラウンジウェアブランドのSavage XFenty(サヴェージ)。
過去に行なった歌あり、ダンスありのファッションショーも大成功し、米Forbesの2021年2月の報道によると、現在では、日本円にして年商10億円以上を稼ぎ出すランジェリー業界最大級のブランドへと成長している。
そんなSavage X Fentyが最新コレクションの1つとして販売しているユニークなデザインのレギンスが注目の的に。
それは、柔らかいソフトメッシュ素材でできたこちらのレギンス。
ご覧の通り、前から見たらハイウエストの普通のレギンスだが、後ろから見るとお尻の部分がV字に大きくカットアウトされており、レースアップ風のクロスストラップが施された大胆なデザインとなっている。
淡いパステルラベンダーのほかに、ブラックも展開されているこちらのレギンスは、自宅でリラックスする際などに着るラウンジウェアとして販売されているもの。
しかし、一部の消費者たちは、“一体何を狙ったアイテムなのか?“とSNSを通じて疑問を呈し、おもにフィットネスやウェルネスに関連するアイテムを販売するFabletics(ファブレティクス)のオンラインストアで同アイテムを見つけたあるTikTokユーザーが動画を通じて「どういうことか説明してくれる!? 」と指摘すると、「これはスクワットしたら完全アウト」「我々は日に日に神から遠ざかっている気がする」とジョーク合戦の恰好のネタとなってしまった。
その一方で、ラウンジウェアだということを認識している人たちは、「これをファッションと呼ぶんだよ!」「お尻の割れ目をノーマライズ(標準化)しようよ。お尻の割れ目はセクシーだし、素晴らしい」と擁護。「アリ」か「ナシ」かで意見が真っ二つに分かれている。
購入者の評価はすこぶる良い!
Savage X Fentyのオンラインストアに掲載されている40件のレビューでは、購入者の8割以上が5つ星の最高評価。「スーパーへの買い物とかに着ていけるアイテムではないけど、自宅で着たりパジャマにするにはセクシーだし着心地も最高!」「ノーパンで着ても、下にパンティを合わせてもいい」「ちょっと気分を変えたいデートのときの勝負ウェアに愛用してる」といったポジティブな口コミが並んでいる。
ちなみにSavage X Fentyでは、お尻の部分が丸くカットアウトされた、より大胆なこちらのレギンスも販売。
さらに、もう少し露出は控えたいけど、お尻の割れ目は見せたいという人には、こちらのレースアップデザインのレギンスも販売されている。
(フロントロウ編集部)