リドリー・スコット監督『テルマ&ルイーズ』
『テルマ&ルイーズ』は、映画『エイリアン』や『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督によるバディ・ロードムービー。ドライブ旅行の途中で思わぬ罪を犯してしまった女性2人が、更なる犯罪を重ねながら、メキシコへ向かう逃避行の様子が描かれている。1991年に公開された本作は、2人が道中で出会うJ・D役として出演したブラッド・ピットの出世作としても知られている。
そんな『テルマ&ルイーズ』は、2021年で公開から30周年を迎え、主演を務めたジーナ・デイヴィスとスーザン・サランドン、脚本家のカーリー・クーリが再集結するイベントが催されるなど、再注目されている。
そんななか、本作の脚本を務めたカーリーが、米THRのインタビューで本作のブロードウェイミュージカル版についてコメント。「制作の初期段階にある」ことを明かした。
カーリーは、ストーリーの詳細については明言を避けたが、2人の親友がドライブ旅行に出かけ、事件をきっかけに旅路を変えていくという原作を再構築したものだと説明し、「完全に別物です」と説明した。続けて、「私たちには本も音楽もありますが、パンデミックのせいで、皆、非常に長い間離れ離れでした。だから、(制作は)まだ始まったばかりですが、とても期待できると思います。あまり多くを語りたくはありませんが」とコメントした。
『テルマ&ルイーズ』のブロードウェイミュージカル版についての詳細は、今後明かされる見込み。(フロントロウ編集部)